2019年07月07日

天体観測会をしました

 今日は七夕ということで、天体観測会をする事にしました。望遠鏡のある人は外に持ち出して、一般の人に見てもらおうと動きもあります。いきなりというのも負担があります。所属の自治会限定ということで地域内の星のよく見えるところでしました。事前にポスターをはり出してもらいました。
 天気予報では、1週間前から前日までは雨または曇りの予報です。今日の朝の予報でも、曇りで昼過ぎから晴れ間が広がるかなということでした。これでは実施はできそうにありません。予備日を考えないといけないかなと考えていました。実際には、朝からいい天気でした。日がかげってきてからは、雲が広がってきてみえるのかなと心配になるような空でした。その雲もだんだんと引いていきました。
 夕方暗くなってからということだったのですが、薄暗くなり始めてから望遠鏡をセッティングしていると、もう見物客がやってきました。極軸合わせはしている余裕はないのでだいたいの方角であわせます。観測場所付近の空が明るく北極星がやっと見える明るさです。まだ空が完全に暗くなっていないので方角もはっきりとはわかりません。東西方向と思っていた道路を目安にしました。実際にはだいぶずれていたので極軸も合っていませんでした。高倍率では、ゆっくりと視野から外れていきます。
 とりあえず、木星が見え始めたのでそこからスタートです。七夕なので、ベガとアルタイルも見てもらいます。そのうちに低いところの雲もなくなって、土星も見えてきましたので見てもらいました。これが一番感動していたようです。ベガ・アルタイルときたらデネブも入れてあげます。ついでにアルビレオも見てもらいました。
 他のものと探したのですが、空が明るくここまでが限界でした。20人弱の人が交代で見るので、ここまでで、1時間半近くかかっています。こどもがたくさんきているので、三々五々自宅に戻っていきお開きになりました。次回もという声もありました。次はどうなるのでしょうか。場所が狭いのがちょっとネックでした。
 終わってから星の写真でもとセットしたのですが、もうすでにベガは建物の陰に隠れてしまっていました。写真は撮れずに終わりました。

posted by ヨッシン at 23:59|