2019年07月06日

中国山地復興割 08 10/03 智頭町石谷家住宅 1/2

 石谷家は屋号を塩谷といいます。屋号があるところを見ると商人だったのでしょうか。江戸期中頃には大庄屋を命じられるような、智頭宿の中心的な家柄だったようです。江戸末期には、地主経営や宿場問屋として繁盛したようです。建物は大正時代に大改修されています。当時やそれ以前の面影が残されているようです。見に行くことにします。
 門をくぐってぐるっと回った正面が入口になります。ここから入っていきます。
智頭町 石谷家住宅 入口

 入ってすぐの場所は、大きな土間があります。2階部分まで吹き抜けで、天井も高く広々としています。
智頭町 石谷家住宅 広間

 土間を上がって中に入っていきます。二階に上がるらせん階段があります。その上には橋になっている渡り廊下もありす。家の中に橋があるのはあまり見かけません。
智頭町 石谷家住宅 橋

 上にあがってみた橋です。手すりとか、飾りとかに使われている木肌がきれいです。
智頭町 石谷家住宅 橋

 山番部屋というようです。三つの部屋が続いています。土間といい、この部屋とか廊下に布がたくさん飾られています。ろうけつ染めの展示をしているようです。
智頭町 石谷家住宅 山番部屋

 上から見た玄関前の広場です。奥の建物は門番小屋です。人力車の車庫と車夫の待機所だったようです。
智頭町 石谷家住宅 玄関前広場

 浴室(だったと思うトイレだったかも)の天井です。板の張り方に工夫が凝らされています。
智頭町 石谷家住宅 浴室天井

続く...............


posted by ヨッシン at 23:53| 旅行記