ホテルの近くに鳥追いの杜と書かれている場所があります。何なのか興味があります。まずはそこに行ってみることにしました。もちろん何のことかわかっていません。
ここには石碑や人型のような物がいっぱい並んでいます。説明によると、この地で継母に虐待された姉弟が、最後は耐えかねて川に身を投げたとか。その時にさせられていたのが、船に乗って太鼓を叩き、水田にいる鳥を追い払うことだったようです。姉弟を弔うために村人が塚を作ったのがこの場所のようです。

この話を元に謡曲「鳥追」が作られています。もう一つの看板にはこの内容が書かれています。だいぶ美談風、はっぴエンドにアレンジされているようです。
鳥追いの杜の北側には、春田川公園があります。ここに向かいます。普通の公園のようですが、南側に大きなセンダンの木があります。巨木といっていいでしょう。

公園の北側に小さな川が流れています。春田川です。川内市街を曲がりながら流れているようです。

川縁に水神様が祀られていました。家事に関わる水を汲んだりしていた名残でしょうか。

川の中に、ボラのこどもの群れがいます。といっても、これがボラだと決める特徴はよくわかっていません。ボラだと海水が混じっているのかも。

春田川公園から西側に向田公園があります。こちらの方に行ってみました。普通の運動公園ですが、南側に彫像と記念碑があります。彫像は市民憲章を表しているようです。よくわかりません。記念碑は昭和44年の大水害で全国から支援を受けたことに対する感謝の意味で作られたようです。最高水位が背丈より高いところに示されていました。

横に鹿児島県環境放射線監視センターがあります。大気測定局があると書かれていました。その横に放射線量を示す表示が出ていました。44nGy/hはどこで測った値なのでしょうか。それより気になるのが、この表示にいたずらをする人がいるのでしょうか。

続く.