一段上の屋敷の横はいい感じだったのですが、使っていい場所かどうかは不明です。ここでしない方がいいでしょう。ここから山側の道は開けたところがありません。海側に下りた所では、いろいろなところから光をもらいます。結局、宿前のデッキでする事にしました。いったん部屋に戻り、機材を持って出かけます。
デッキは、宿からの明かりを受けています。そのわりには地面は薄暗く、どこに足が置けるのかもみえません。なんとか、光の影響のなさそうなところに機材をセットして撮影を開始します。
最初にねらったのは、さそり座です。山の稜線に横たわるようにみえます。天の川もきれいに写ります。

ちょっとだけ上です。いて座と火星が写っています。火星の横のもやっとしたものは雲です。

さらに上を向けると雲がかかってきました。わし座のアルタイルがにじんだように写っています。

雲のない一画にカメラを向けます。へびつかい座です。

雲が入らないように違う方向に向けたのですが、どうしても雲が追いかけてきます。真ん中付近はペガスス座、右下がみずがめ座です。

雲はだいぶ広がってきました。最後まで晴れ間の見えていた南東側にもかかってきました。沈むさそり座アンタレスです。

レンズを望遠にしても、雲のすき間をねらって写すことが難しくなってきました。中央右の明るい星は土星です。

ほとんど全天雲におおわれてきたので、観測は終了とします。機材を片付けて宿の方をみると明るかった照明がほとんど全部消えていました。
続く...............
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