トンボロビュースポットは牟礼山北西斜面にあります。バスはしばらく北西斜面にある道路を走っていました。周囲の木々で景色は見えませんが、一画だけ里の町を見下ろせる場所がありました。それほど広くない場所ですが、ここが目的の場所です。
里のトンボロは、日本三大トンボロの一つと出発前に送られてきた案内に書かれていました。あまりはっきり書かれた文献は見かけません。有名なところで考えてみると、後の2つは函館と潮岬のように思えます。国土地理院は男鹿半島をトンボロとしています。はるかにこの方が大きいでしょう。出雲半島も見ようによったらトンボロにみえてきます。
ビュースポットからは里のトンボロと陸続きになった島(陸繋島)がみえています。

里の町です。トンボロの上にあります。右(南東)側は港が作られているので形がはっきりしません。

この右側(東側)にも集落が続いています。里の武家屋敷跡は画面左端の山陰にあります。

トンボロの向こう側の山です。遠見山の説明があったのでそれと思っていました。遠見山はこの左側の高い山でした。先島諸島にあった遠見番所と同じように海上交通の監視をしていたようです。ここでは遺跡のようなものは残っていないようです。

九州方面です。薩摩川内の原電と火力発電所がみえます。火力発電所の少し右側に、霧島山高千穂峰がかすかに写っていました。

その左側に韓国岳のような山も見えています。山頂に雲がかかっています。

続く...............