まずは薩摩川内港に向かいます。薩摩川内までは新幹線で、そこから港まではタクシーでの移動になります。新幹線は新大阪9時17分のさくらです。ツアーの集合は新大阪で発車30分前の8時50分になります。30分もあれば着くのでかなり余裕で家をでることができます。
新大阪までは順調にいくと思っていました。最寄り駅に着いたときに、鼻血が出始めました。普通ならすぐに治まるのですが、なかなか止まりません。荷物を背負っているので血管が圧迫されているのもあるのでしょう。ティッシュで鼻を押さえますが、すぐに赤くなってきます。たまたま駅で配ってくれていたものもあったのでそれも使ってなんとかなりました。新大阪に着いたときは、完全とはいかないものの何とか気にせず動けるレベルには治っていました。
新大阪到着後はいつもの通りです。集合場所で点呼を受けた後、座席表をもらいます。今回は通路側の席になっています。全員の点呼の確認ができるまで、少しだけ自由時間があります。全員並んで改札を通ります。
いつもならホームまで引率されるのですが、今回はいったん解散になります。その間に構内の売店で小腹に入れるものを買っておきました。ホームに上がってからは端っこの方で列車を待つことにしました。急がなくても席は確保できています。ゆっくり乗っても同じです。邪魔にならないところにいたら添乗員さんが来て。列に並ぶように促されます。仕方なしに並ぶことにしました。
列車が入ってきて乗車になります。通路側の席に座っていたら、添乗員さんから席はそこかと聞かれました。座席票をみせたら窓側の席に座るように指示されます。隣の席は新神戸から乗ってきた人が何も言わずに座りました。神戸からの人の乗車前に席の指示を間違えてしていたのではと思われます。それとも、もらった座席票の間違い?
新幹線は予定通り発車して、順調に九州に向かいます。岡山に近づいてからは、7月豪雨の被害状況が気になります。特に、倉敷市真備町付近はどうなっているのでしょう。岡山を出て新倉敷を通過するまでの間に近くを通ります。残念ながら車窓は反対側です。高梁川は考えている間に通過してしまい見ることはできませんでした。これは次の谷のものです。柳井原貯水池があります。氾濫した真備川の水はここを通す予定だったそうです。

他の所も洪水の影響はわからないようです。気がつかないだけかも知れません。
列車は走り続けます。熊本付近まで来た時には阿蘇山が見えるか気になります。そのあたりと思われる方向には厚い雲がかかっています。

4時間かかって川内駅に到着しました。改札口をでてからタクシー手配の間、待機の指示があります。あまり遠くに行かないようにいわれています。
改札をでた正面からは新幹線の線路が見えます。

その横の観光案内ブースでパンフレットを探しましたがいいものはありませんでした。売店をぶらぶらっと眺めたりして時間をつぶします。
手配ができたようで、タクシーに乗り込みます。大型が2台と小型1台に分乗します。車はどんどんひと気のない方に走っていきます。どの方向に向かっているのかもわかりません。20分ほど走って、船着き場に到着したようです。高速船の待合所が見えます。

ここから見える建物は、隣のとれとれ市場だけです。魚を今買ってもどうしようもありません。ここでの買い物はパスです。

待合所前の庭のような所の真ん中に、アコウの木が植えられています。葉っぱがあまりありついていません。

実がついていました。幹から直接できるのが特徴です。イチジクを小さくしたような形をしています。

続く...............