2019年04月03日

流星群@立山 15 8/13 立山下山

 室堂山展望台からは何も見えないので、すぐに切り上げます。
 歩くのは速い方なので、ついハイペースになってしまいそうです。登ってきたときのことがありますから、無理をせずゆっくり降りることにします。まだまだ時間はあります。前を歩いているグループに追いつきそうになったら、間を開けて歩きます。
 途中で見かけたアオノツガザクラです。
立山室堂山 アオノツガザクラ

 ある程度降りたら、再び羊背岩探しをします。それっぽい岩を見かけるのですが、決定打にかけます。結局見つけられないまま室堂に到着しました。
立山室堂山 岩

 室堂からはターミナルに戻ります。まだまだ時間は残っています。いけるところはたくさんあります。雨が降っているのでこれ以上外を歩き回るのはおしまいにしました。ミドリが池や玉殿の岩屋の事はすっかり忘れていました。玉殿の湧水で水を汲んでから、建物の中に入りました。
 残りの時間をどうやって過ごすかが問題です。足が疲れてきていますので、できるだけ座りたいのですが、座れるところは満員です。食堂に入るという方法もあったのですが、それほどでもないので入りませんでした。土産物屋さんとか、展示施設をながら、歩いていると、ツアー仲間がビデオを上映しているところで座れると教えてくれました。見に行きました。立山の自然とか、花とかが上映されていました。一通りみると、いい時間になったので、集合場所に移動することにしました。
 バス乗り場に降りる階段の前で、ツアー仲間の何人かが集まっていました。前回来た時は雪の大谷の入り口になっていた場所です。ここで集合にしてくれたら上まで行かなくて良いのにといっていました。集合場所は雨がかかります。何とか掛け合ってくれて、集合場所はここに変更です。そうと決まったら、小腹に入れるものを買って、ロッカーに入れた荷物を取りにいきます。
 戻ってくると、誰も居ませんでした。出発時間も迫っています。もうバスの方に移動したようです。本当にいったのか不安だったのですが、バスの前まで行くとみんな乗車していました。バスの前で簡単に荷物の整理をします。大きな荷物からバスに持ち込む物を取り出し、逆に合羽は必要ないので大きな荷物の方に入れます。大きな荷物をトランクに預けます。
 バスの席は来た時と同じ右側です。普通は2日目は反対側の席になることが多いのですが、同じ道を引き返しますので同じ景色を見ないように配慮してくれたのでしょう。
 山を降りるにつれだんだん雨は小降りになってきます。最初の休憩地の立山アルペン村に着いたときにはほとんどやんでいました。ここで簡単な食事や土産物を買う時間があります。あまり選べないまま、リンゴだけを買いました。2つほどバスの中で食べました。
 立山ICから高速道路に入り、2回目の休憩は鯖江北SAでとります。このあたりまで来ると、晴れ間が見えるようになってきました。滋賀県に入った頃には、虹が見られるようになっていました。
米原付近 虹

 お盆の期間ということもあってこの先に渋滞が気になるところです。だんだん、長くなってきているようです。ということもあり、次の休憩は黒丸PAになります。渋滞の最後尾はほとんど目の前に迫っています。
 北の空をみると大きな入道雲のかたまりがあります。下の雨は強そうです。日はだいぶ西に傾いています。
黒丸SA マルチセルクラスター

 黒丸PAを出てからこの先の渋滞をどう切り抜けるかが気になります。しばらく走ったかと思うと、次の蒲生スマートICで高速道路を降りました。一般道に入ったところで、渋滞を避けた車が通りますから、横の国道8号は混んでいるはずです。元々車の多い道です。バスはそちらの方には向かっていないようです。
 琵琶湖の方に行かないとしたら、南西の湖南の方しかないでしょう。ここで、車内では道の予測合戦が始まります。信楽説と南郷説が上がります。信楽にぬけたところでその先をどうするかが問題です。南郷は川筋が違うようです。この先野洲川に出た後、山を越える道がありません。
 走っている内に周囲は暗くなってきました。全く景色が見えませんから、どこを走っているのか全くわかりません。次にはっきりした場所は、湖南工業団地の中です。このまま突き抜ければ、野洲川に出ます。頭の中の地図にはその先のルートが全くつながりません。普通なら、川に沿って下って草津にぬける道が考えられます。その場合は、川は左側に見えるはずです。三雲(野洲川)についてからその後は、右側の遠くに明かりが見えます。川が右側にあるような感じです。この時点でどこを走っているのかが全くわからなくなりました。
 次にわかった場所は甲南SAです。入り口の方向を示す標識が見えました。滋賀県南部の第二名神にあります。進みたい方向に対して、ほとんど左側の方向にあります。かなり意外な場所です。その後は、速度も上がったようなので、高速道路に入ったようです。この時点では、第二名神が名神高速とどこで接続しているか思い出せていませんでした。信楽は通るので、信楽説は正解でした。
 10分ほど走ったところで、草津JCTへの標識が見えてきました。竜王から大回りした割りには、あまり進んでいません。ここから名神に入ったところで、再び渋滞にかかります。また、この先のことが再び心配になってきました。
 その次にバスがしたのは、草津田上ICで高速道路を降りることでした。これも意外です。このあたりに大学などができてから、新しい道が作られていました。名神沿いに走ります。車も少なく、横の名神の渋滞を尻目に快適に走れます。
 そのまま瀬田東ICに到着します。ここでも京滋バイパスには入りません。渋滞しているのは予想できます。そのまま真っ直ぐ行くと瀬田川に出ます。高速を使わないとしたら瀬田川沿いに下るという道がありますが、宇治にぬけたところで渋滞にかかりそうです。これもいい方法とはいえません。
 どうするのかとみていたら、次の石山ICから京滋バイパスに入りました。南郷ICからは、京都大阪方面への進入はできません。入るとしたら一つ先の笠取ICか一つ手前の石山ICになります。昨日、笠取ICは工事で使用できなくなっていました。入るのは石山ICからしかありません。大まかにみると南郷説も間違いとは言い切れないでしょう。
 京滋バイパスは予想通り渋滞の真っ只中です。それでもトンネルをぬけるとだんだん速度が上がってきます。笠取ICを通過するころには、普通の速度になっていました。石山ICの先の坂とトンネルがネックになっているようです。
 この後は、久御山JCTから竹田駅にいき、京都で何人か降ろしてから、ほとんど来た時の逆経路で大阪駅に向かいます。阪神高速は梅田ICで降りて、すぐに大阪駅に到着です。いつも通り西口のガードの下です。
 トランクに入れた荷物を受け取って、改札口の方向に向かおうとしますが、どちらに行っていいのかわかりません。みんなはさっさと行ってしまっていました。警備員さんがいたのでに聞いたら、そのままはいっていけばいいとのことです。よく考えたら、貨物駅跡の方から入ってきたので、バスは南向きに止まっていることになります。むいている方向がわかればどちらに行けばいいかもわかります。
 何とかホームにたどり着くことができて、無事に帰ることができました。帰宅は11時近くになっていました。時刻については、はっきりとしません。というのもバスが滋賀県内を走り回っているころから腕時計が止まっていました。

posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記