2019年03月18日

流星群@立山 05 8/12 立山雷鳥荘

 リンドウ池を大きく迂回したところから、道は階段の下り坂になります。降りきって再び少し登った丘の上に雷鳥荘はあります。何とか無事(カメラは?)到着することができました。荷物を担いでここまでこれることはわかったのですが、帰るときは階段を上っていかないといけません。大丈夫なのか心配になります。
 雷鳥荘に到着して、添乗員さんが手続きに行きます。その間は、宿の前で待っているように指示が出ます。近くで景色を見ることにします。先にある野営場方向です。後方の山は山頂部だけ雲がかかっています。別山(左)と真砂岳があるようです。
立山室堂平 野営場

 高台の端で剱岳が見えると聞いたので、ちょっと離れていますがいってみました。手前側の山の斜面の横に少しだけ顔を出しています。
立山室堂平 剱岳

 添乗員さんが戻ってきたようなので、集合場所に集まり説明を聞きます。部屋は、男性が1部屋、女性が3部屋に分かれての大部屋になります。夫婦でも別室になります。アメニティとか寝間着とかは自前になっています。
 部屋に入って、布団の場所の割り振りをしようといいだしてくれた人がいます。みんなが好き勝手に場所をとると敷く場所がなくなります。11人と思っていたので、入口側5人奥6人で足を向かい合わせにして寝るようにします。その間と入り口を通り道にします。敷き終わって人数を数えなおしたら、12人居ました。入り口前にも1人分用意して完成です。
 食事までの間に、機材を組み立てておきます。ついでに登山届けを書き始めた人がいましたので一緒に書き始めました。いろいろ話をしていると、地質関係の人もいました。沖永良部島の調査をしたことがあるとか。最近いったばかりなので、沖永良部島の話題で二人で盛り上がっていました。
 そうこうしている間に、食事の時間になりました。いこうとすると、カメラが1台見当たりません。散々探し回ってやっと見つけたのは、帽子の下でした。
 食事が終わってもまだ外は明るいので、ぶらっと出歩くことにしました。
 宿前の地面が気になります。草がまだらに集まっています。土中表面の水が凍ったり溶けたりを繰り返すことでできる周氷河地形の一種でアースハンモックといいます。寒いけれども、氷河ができるほどでもない場所に見られます。
立山室堂平 アースハンモック

 これも周氷河地形の一種で、ソリフラクション(階状土)といいます。草の生えているところが畝のようになり、全体的に棚田のようになっています。
立山室堂平 ソリフラクション

 雷鳥荘の下側です。地獄谷が見えます。時々建物の中に噴気が流れ込んで来て、硫黄臭がします。
立山室堂平 地獄谷

 西側の空です。雲のすき間が赤くなっています。もう夕陽が沈んだ頃でしょう。これだけ雲が厚いと、星は見えないでしょう。
立山室堂平 西側の空

 暗くなってきているとはいえまだじゅうぶんな明るさはあります。前回ライチョウを見た場所にもう一度いってみることにしました。途中で鳥のさえずりが聞こえました。枝の先に止まっていた鳥です。薄暗くて細かいところまではわからないので断定はできませんが、メボソムシクイのようです。
立山室堂平 メボソムシクイ

 エンマ台につくころにはだいぶ暗くなっていました。ライチョウの場所はわからないまま引き返します。
続く.........


posted by ヨッシン at 23:58| 旅行記