添乗員さんはさっさと歩いて行きます。周りの景色や草花などもゆっくり見ていきたものです。今目立っているのはチングルマの果実です。たくさん出ています。チングルマは花より、果実の方がよく見かけますし、わかりやすい特徴があります。

ミクリが池が見えてきました。爆裂火口です。周辺にはまだだいぶ雪が残っています。

少し進むと、地獄谷への分岐があります。噴気活動が活発なので、ここから先へは進めません。前回来た時に、一番最初にライチョウが出ていると教えてもらった場所です。

反対側にはミクリが池が見えます。先ほどの場所から半周ほどしています。後方の立山連山は雲の中です。

道はミクリが池温泉からエンマ台に続いていきます。前回ライチョウを見た場所が途中にあるのですがどこなのかよくわかりません。雪があるのとないのでだいぶ様子が違います。先を急がされているので、ゆっくり探していることもできません。
エンマ台に到着です。ここで一同がそろうのを待っていました。ここからは地獄谷がよく見えます。

さらに進んで行くともう一つ水のたまった爆裂火口が見えてきました。ミドリが池と思っていたのですが、正式にはリンドウ池のようです。向こう側に見えている建物が、今晩の宿です。リンドウ池をぐるっと回っていかないとたどり着けません。

リンドウ池とミクリが池との間にも窪地があり、湿地のように水がたまっていました。水は赤い色をしています。血の池というそうです。草の緑、雪の白との対象がきれいでした。

この頃になると、雲が薄くなってきて立山連山が見えるようになってきました。

山崎カールも見えています。この時はわからなかったので闇雲に写しています。写真を見ると、モレーン堤とかもしっかり写っていました。

道ばたに咲いていた花です。イワイチョウです。最初見たときは、ミツガシワと思っていました。このような場所にはないはずです。

この写真を写した後立ち上がろうとしたときに、カメラのストラップを踏んでいるのに気がついていませんでした。カメラが引っ張られるようになり、手から滑って地面に落としてしまいました。大きな音がしたのでまわりにいたみんなををびっくりさせてしまいました。
続く..........