2019年03月12日

大阪公立高一般選抜学力検査

 昨日、大阪の公立高一般選抜の学力検査がありました。今日、その検査問題を見ることができました。地学の問題は理科の4番にあります。問題についての解説というか考え方のようなものを書いてみます。
(1) 金星の大きさ・密度が地球に似ているというのがヒントになります。
(2) 地球型惑星・木星型惑星の違いが整理できていればその中から解答を選ぶことができます。
(3) 金星の特徴について覚えておく項目の一つです。答えは分子式でもいいのかな?
(4) 日の入り時刻や場所は、春分・夏至・秋分・冬至でどう違うかということからわかります。
(5) この問題はやっかいです。答えを導き出すには何段かの検証が必要です。解説を書き始めたのですが、わかりやすくという事で難航しています。明日再度載せることにします。答えがわかっていれば簡単なのですが、どう使っていいのかどうか判断に困っています。
(6) このころに金星が太陽からもっとも離れたということから、金星の位置は、地球から見て金星軌道の接線と交点上になります。この時の金星の形は、左半分がかけた半月型になっています。ただし、望遠鏡では上下左右が逆になりますから、左側が光っていることになります。選択肢がないようですが、向きはそろえてあるとのことなので180度回転するのもありにしておきます(逆さまにするのは非常識と思います)。
(7) 赤道上にあるということなので、春分・秋分の日の太陽と同じと考えます。整数で答えよという書き方はいいのかなという気がします。
(8) 星が沈む時刻は1ヶ月につき2時間ずつ速くなっていきます。
(9) たぶん正解はないと思う。原因と結果が逆です。火星が真夜中に見ることができることから、火星が地球の外側を回っていると考えただけです。事実なのは火星が真夜中に見ることができるということです。このことに対しては理由など必要ありません。

(9)に問題があるかなと思ったのですが、(5)の方が厳密には難問でした。明日また、この解説を書きます。今日は時間切れになってしまいました。すみません。

  
posted by ヨッシン at 23:59| 雑記