バスはヘアピンカーブを何回か通過して登っていきます。木が生い茂っていうので、景色は時々一瞬の間だけ開けてきます。写真には写せていません。
だいぶ登ったところで、広く平らになったところに到着します。四角い建物ものも見えてきます。立山ケーブルの美女平駅です。普通はここまでケーブルで上がってき、この先はバスで室堂に向かいます。何人かバスに乗るために並んでいます。

駅の手前に猿がいましたが、写し損ねています。バスは駅には止まらずにそのまま山に登っていきます。前半は林の中を走ります。ブナ平です。途中、釈名の滝の見えるところがあるのですが、今回は霧の中のようでした。そのまま素通りします。
ブナの生育できない高さになると、木の数がぐっと少なくなり遠くがよく見えるようになります。このあたりから弥陀ヶ原になります。

登っている間に添乗員さんが、明日の朝食について一人一人に聞いてきまわりした。弁当にするか、宿で食べるかかです。登山届けの用紙ももらえるようです。ということは、雄山に登ってよいということになります。当然登ることになるでしょう。弁当にした方が朝早くに出発することができます。弁当にして雄山に登ると答えました。
その間にも、周りの景色が変わってきます。ダケカンバにまじってオオシラビソ(アオモリトドマツ)が見られるようになってきました。

ふもとの方からわき上がってくる雲が、真横から見るようになってきました。かなり高いところに上がってきたことが実感できます。

車窓から見える雪もかなり多くなってきています。このあたりは春先には雪の大谷になる場所です。

室堂ターミナルに到着です。周囲には雪渓を抱いた山がたくさん見えます。

添乗員さんからは、階段を上がった横の出口を出たところで待っているように指示が出ます。この間添乗員さんは何の用事があったのか、思い出せません。階段はたくさん続きます。どこに出口があるかわからないまま、適当なところから外に出ます。みんなそこでいいのか不安になっています。
ここから立山が見えますが、山頂は雲の中です。

待っていると添乗員さんがやってきました。ここで合っていたようです。でもわからなった人が何人かいたようで、探しに行っている間もう少し待つことになります。
全員がそろったところで、明日の出発時刻の指示が出ます。ここに12時40分集合のようです。立山の滞在時間をきっかり20時間とったようです。立山滞在が20時間とはなかったような気もします。
連絡も終わって、雷鳥荘に向かいます。屋根の上に鳥が止まっているのを見たので写そうとし始めたときです。なんとか写したものの、ほとんどの人がここからいなくなっています。急いで後を追います。鳥の種類までは確認できていません。イワヒバリだったような感じです。

続く...........