2019年02月15日

西郷どんは島流し 70 4/14 沖永良部島 沖泊海浜公園 化石

 田皆崎からは、進行方向は東になります。海岸に沿う道路を進んで行きます。このあたりは、高台の上を走ります。島の南側に比べて、琉球石灰岩の台地は高いようです。
 しばらく走っていると、下り坂になり前方が開けてきました。沖泊港と公園が見えてきました。道は右にカーブしていきます。
沖永良部島 沖泊海浜公園

 坂を降りきったところで正面に沖泊海岸の大型有孔虫化石密集層と書かれた看板が見えてきました。当然見に行くことにします。背後には大きな崖があります。密集層があるのがこの崖の上の方だと大変です。
沖永良部島 沖泊海浜公園 化石含有層

 横の方にも長く続いています。大変大きな崖です。上の方に琉球石灰岩が見られます。
沖永良部島 沖泊海浜公園 化石含有層

 一番見やすい目の高さくらいの所の表面を見ました。小さな円盤形の化石がたくさん入っています。朝一番に見たのと同じオパキュリナにそっくりなものがほとんどです。黒っぽいのは小石です。
沖永良部島 沖泊海浜公園 大型有孔虫化石

 足元を見ると、崖から削れ落ちた化石がたくさん積み重なっています。
沖永良部島 沖泊海浜公園 大型有孔虫化石

 貝殻のようなものもありました。
沖永良部島 沖泊海浜公園 貝化石

 この細長いのは、ウニのとげのようです。
沖永良部島 沖泊海浜公園 大型有孔虫化石

 化石を見ていると、非常に大きなものもありました。これくらいの大きさになると、貨幣石と間違えそうです。どちらも同じ有孔虫の仲間ですが、少し時代が違います。
沖永良部島 沖泊海浜公園 大型有孔虫化石

 ものの本(沖縄の自然:平凡社)を見ていると、琉球石灰岩の最下層にはサイクロクリペウスという5cmくらいになる大型有孔虫化石が含まれるそうです。この地層は石灰岩ではありません。サイクロクリペウスなのでしょうか。
続く...........


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記