2019年02月12日

西郷どんは島流し 67 4/14 沖永良部島 大津勘

 沖永良部島の西海岸を北上しています。次のポイントは、ビーチロックのようです。いったん内陸側の道に戻り、進んでいって、案内標識に指示に従って海岸の方に入っていきます。
 海岸近くの狭い道まで来たところで、解説板が置かれていました。この道の両側に神野(かみの)貝塚があったようです。九州で作られた土器も発見されているそうです。
沖永良部島 大津勘神野貝塚

 ビーチロックにいくには、この道を少しだけ進んでいかないとたどり着けないようです。進んでいった先に広くなっていて、そこに車を駐めます。ビーチロックの説明の書かれた看板があり、ここから海岸に下りられるようになっています。ここの海岸も屋子母海岸と似たような形になっています。砂はこちらの方が多いようです。
沖永良部島 大津勘海岸

 ここの波打ち際で屈もうとしたときに、胸ポケットに入れていたGPSロガーを海の中に落としてしまいました。衝撃で裏蓋が開いて電池が飛び出しましています。中で変な電流が流れてショートというのは避けられているかも知れませんが、だめになった公算が大きいようです。塩分はさびの原因になり断線を起こします。早めに落としたいので、どこか水道のあるところで中を洗うことにします。
 気を取り直して、ビーチロックを観察します。浜の表面はかたい一枚岩のようになっています。
沖永良部島 大津勘 ビーチロック

 表面です。砂粒がコンクリートのようにかためられています。サンゴのかけらなどが閉じ込められているのが見えます。
沖永良部島 大津勘 ビーチロック

 波打ち際近くです。下側が波でえぐられたようです。割れて落ち込んでいます。
沖永良部島 大津勘 ビーチロック

 側面です。2−30cmほどの層になっているようにも見えます。ビーチロックは、砂などが、間を流れる水に含まれている不純物が砂粒をくっつけてできます。層になっているには、砂粒がかためられた時期は何回もあることを示しています。
沖永良部島 大津勘 ビーチロック

 陸側から海側に向かってみています。できる高さは海面からどれくらいまでか決まっているようです。あまり離れたところでは、あまりかたくなっていなくて、崩れてなくなってしまっています。
沖永良部島 大津勘 ビーチロック

続く..............


posted by ヨッシン at 23:58| 旅行記