海岸近くの狭い道まで来たところで、解説板が置かれていました。この道の両側に神野(かみの)貝塚があったようです。九州で作られた土器も発見されているそうです。

ビーチロックにいくには、この道を少しだけ進んでいかないとたどり着けないようです。進んでいった先に広くなっていて、そこに車を駐めます。ビーチロックの説明の書かれた看板があり、ここから海岸に下りられるようになっています。ここの海岸も屋子母海岸と似たような形になっています。砂はこちらの方が多いようです。

ここの波打ち際で屈もうとしたときに、胸ポケットに入れていたGPSロガーを海の中に落としてしまいました。衝撃で裏蓋が開いて電池が飛び出しましています。中で変な電流が流れてショートというのは避けられているかも知れませんが、だめになった公算が大きいようです。塩分はさびの原因になり断線を起こします。早めに落としたいので、どこか水道のあるところで中を洗うことにします。
気を取り直して、ビーチロックを観察します。浜の表面はかたい一枚岩のようになっています。

表面です。砂粒がコンクリートのようにかためられています。サンゴのかけらなどが閉じ込められているのが見えます。

波打ち際近くです。下側が波でえぐられたようです。割れて落ち込んでいます。

側面です。2−30cmほどの層になっているようにも見えます。ビーチロックは、砂などが、間を流れる水に含まれている不純物が砂粒をくっつけてできます。層になっているには、砂粒がかためられた時期は何回もあることを示しています。

陸側から海側に向かってみています。できる高さは海面からどれくらいまでか決まっているようです。あまり離れたところでは、あまりかたくなっていなくて、崩れてなくなってしまっています。

続く..............