アメリカに向かうカナダの帆船がこの沖合で台風に巻き込まれ難破するという事件がありました。その時には住民の救助活動によって約半数の乗組員が帰国できるようになりました。その110周年記念して公園として整備されたものです。難破した船を復元して設置されています。

公園の入り口の花壇に、ユリの花が植えられていました。つぼみも大きくなりもう少しで咲きそうです。沖永良部島は全国有数のユリの産地となっています。

公園から見る浜です。石灰岩の低い台地が深く切れ込んでいます。その奥方に砂がたまって浜になっています。

海岸近くまで下りてみました。全体的に岩場で、所々に砂の集まっているところがあります。

岩場にはたくさんの潮だまりがあります。その縁の岩場を見ていると、小さな穴から水が噴き出していました。貝か何かがいるのか、高いところの潮だまりとつながっていてそこから流れてきているのかは不明です。

潮だまりの奥の岩場です。盛んに魚が飛び上がっていくのが見えます。岩を上っていくものもいます。

潮だまりを見ると、ハゼのような魚がたくさんいました。潮だまりの水がだんだんなくなってきて行き場がなくなってしまったようです。

潮だまりから見た沖合側です。岩場の上面と海面がほとんど同じ高さです。入り江入り口の岩は根元がえぐられて奇妙な形をしています。

続く...............