道を適当に走らせています。すぐ近くの県道にでました。越山との位置関係がわかりません。まだ手前だろうということで、とりあえず右折して道が広くなっている所で車を寄せて止め、カーナビで位置を確認します。見ると、ちょうどの所に出ていたようです。そのまま曲がらずにまっすぐ進んだら着けていたようです。ターンして元の道にはいり、越山の方に進んで行きます。道は広くなったところで行き止まりです。ここに車を駐めてようすを見ます。
前方、頂上側です。奇妙な形をしたモニュメントが見えます。町制何周年かの記念碑のようです。形は巻き貝のように見えます。手前側にこどもとヤギがいて、殻の上をセミの幼虫が上っています。

右手前側に、三角点の標石があります。2等三角点で標高188.42mです。

展望台からの景色です。沖永良部島東側、国頭方面がよく見えます。

反対側です。なだらかな山が見えています。島の最高峰大山です。

越山公園に入る前に、案内標識が復活していました。世之主の墓と書かれています。そちらに進みます。
世之主の墓です。崖に穴が掘られていてそこに埋葬されているようです。手前側は石垣で区切られていて、間に門があります。那覇で見た玉陵(たまうどぅん)に何となくにています。

沖永良部島は琉球王朝期、北山の支配下にあり王の次男が統治し、世之主とよばれていました。玉陵は中山王の墓なので同じような造りになっていてもおかしくはありません。与論島も北山の支配下だったような気がしたので調べ直してみたらこちらは三男が統治していたようです。
一番外側の石垣に設けられていた門です。何かの工事中のようでしたが、横が通れるように開けてあるようなので、中に入らせてもらいました。

中はもう一つの石垣で区切られています。門が閉ざされていました。そのすき間から見た、奥のようすです。崖をくりぬいて石室が作られています。その入り口には門があります。このような形の墓をトゥール墓というようです。

この先にいっても島を横断してしまいます。いったん戻ることにします。道を進んでいると2匹の子ヤギが道の真ん中で通せんぼをしていました。

車で近づいていっても、なかなか退いてくれませんでした。しばらくゆっくり進んでいたら、何とか石垣の上に飛び乗ってくれました。
続く...............