昨日センター試験の2日目がありました。理科がありました。今日の夕方になってから問題が入手できたのでさっそく取りかかってみました。問題をダウンロードして印刷してから取りかかりました。地学基礎から手をつけたのですが、解答と正解が一致しません。何か変です。
もう一度、別のサイトを調べていると全く違う問題が出てきました。やってみると正答と解答が一致しました。どうも違う問題をダウンロードしたようです。ページには2019年と書かれていたのですが、去年の問題だったようです。
去年にダウンロードして保存しているファイルをみると、これも違う問題です。去年保存したものは、2017年と比べてみると同じ問題でした。ということは昨年の試験後に投稿した解説はその1年前のものだったようです。ここでお詫びさせていただきます。前回の記事は無視してください。訂正は.. どうなるのかな?
さて今年の分です。印刷してみると文字が大小のドットで出ているので非常に読みづらいものになっています。もう一つ別のサイトからちょっと濃いものを入手しましたが、相当紙を無駄遣いしたので、再度印刷していません。プリンターも相当古い機種なので、印刷に時間がかかります。このあたり菜h\また次回ということになりそうです。
今日は、地学基礎の解説と考え方のヒントを書きます。地学は明日という予定です(ごたごたしていたので全部見切れていません)。
問題については、標準的かなと思います。基本的に教科書に書かれていることを理解できれば何とか解答できると思います。計算問題については、決まった公式がないものばかりなので、どちらかといえば数学(算数)の応用問題かなという気がします。以下に考え方のヒントを書きます。
1 本家(ヨッシンと地学の散歩→四方山話→地球は丸いのか)を参照してください
4「水平線が丸く見える」の意味が個人的には不明(本家で解説済)
2 記録から、初期微動継続時間は4秒
大森公式の係数は(5×3)÷(5−3)=7.5
震源距離は 7.5×4=30秒
3 プレートが西北西に移動しているから、島は西北西から逆順に並ぶ。
島のできた年数が等間隔でないから、島の並びも等間隔にはならない
4 東西圧縮(褶曲)より岩脈が先なら、岩脈はもっと曲がりくねったものになる
隆起と侵食が起こった=不整合の形成(B層は水平にできる)
褶曲ができるときに隆起侵食が起こった可能性は非常に高いが確実あったといえないので無視する
5 大気組成は二酸化炭素。化石は最初の陸上植物を考える
6 イ befの組み合わせのあるものを探す
ロ 露頭Yにないのはbdfの組み合わせ
7 火山の形は順番に溶岩ドーム(円頂丘)、成層火山、盾状火山
aは正しくは石英安山岩質だが、一般的には流紋岩質といわれている
8 角閃石輝石上にある格子点の数は8こ、色指数は全体(25)に対する割合
9 岩石のでき方=斑状組織のでき方と場所を答える
含有量=0.30×0.55(斑晶部分)+(1−0.30)×0.65(石基部分)
10 Aの気圧は低気圧の中心気圧996hPaより大きい
AはBよりも等圧線で6本低気圧よりにある
等圧線間隔が狭いのはどちらか=狭いほど大きな力が加わる
力の向きは、北東−南西方向の等圧線に対して直角方向
11 日本海に筋状の雲ができていることで判断できる
(低気圧は寒冷渦に近いものなのであまり雲が発達していないように見える)
3は先島諸島南方に台風がいる
他のものは、東北日本東海上に低気圧があるが
1は上海付近に低気圧、4は本州南岸に梅雨前線が停滞している
12 冬の日本海の特徴を考える
他のものは創作で、実際には起こりえない
13 惑星状星雲は太陽のような星の死後の姿、微惑星が集積してできるのは原始惑星(惑星)
太陽のような星の寿命は100億年程度
14 ヘリウムは太陽内部の核融合反応でも作られている
末期の太陽ではヘリウムから炭素ができる核融合反応が起こる
15 ビッグバンの3分後には、陽子や中性子ができていて、それが集まって水素やヘリウムの原子核を作った
38万年後に、電子が原子に取り込まれることで宇宙が晴れ上がった
見つかっている一番古い星は130億年前のもの(宇宙形成後10億年程度)
太陽系ができたのは約50億年前(宇宙形成後100億年後)
2019年01月21日
センター試験地学基礎
posted by ヨッシン at 23:59| 雑記