2019年01月10日

昨日のカノープス

 昨日、友達から正月にカノープスがみえたと手紙をもらいました。那智勝浦に行ったときは肉眼では見えず、写真にやっと写る状態でした。自宅からは、大阪市内の光を大量にもらうのでまず無理だとあきらめていました。アンタレスもはっきりとはみえません。
 友達の家からみえたのだとすると、自宅からみえる可能性が大です。出ている時間が短いので条件を調べて観測することにしました。南中するのが23時頃です。その頃に南の低空を見れば良いことになります。目印は、おおいぬ座のβ星です。おおいぬの鼻先前脚先の星になります。シリウスの横に見えますから発見は簡単でしょう。南中時だとそこからまっすぐ下ろしていった線上、地平線近くにみえるはずです。
 23時頃に、外に出て探してみました。おおいぬ座β星はすぐに見つけられました。そこからまっすぐ下には大きなマンションが立ちはだかっています。ダメ元で、双眼鏡でそのルートを見るとマンションのすぐ横に明るい星があるのがみえました。これがカノープスなのでしょう。思ったより明るいので、飛行機の可能性もあると思いしました。しばらくしても場所はあまり変わっていないようです。後でよく考えると、この時間帯にはこのコースで着陸する飛行機はありません。
 急いでカメラなどをセットし写してみました。赤道儀の極軸はだいたいの方向ですませました。
カノープス
PentaxK30+55-300mmzoom(300mmF5.6)コントラスト強調処理をしています。
 これからはわからないのですが、思ったより暗い星まで写っています。6−7等星ぐらいまではあるようです。
 だいたいカメラの向きが調整できた11時37分から、20秒露出30秒インターバルで連続24枚撮影しました。それを右側のマンション左上の明かりを基準にして比較明合成をしてみました。カメラは少し回転していますが、調整し切れていません。
カノープス

 写った星の像を拡大して見ると、大気の屈折によって虹色に分かれているのがみえます。地平線近くにある影響が出ています。各ドットを4倍に拡大しています。
カノープス


 撮影中に一度電池切れになりました。交換用の物はいつも用意しているので、すぐに入れ替えました。前回交換してからそれほど使っていません。電池はエネループです。長持ちするという割りには、持たなかったようです。最近だめになって充電できなくなった物もあります。耐用回数の100分の1も使っていないので劣化がひどいようです。使い方に問題があったのでしょうか。それでもニッカド充電池の3日で放電してしまうのに比べて使い勝手はいいようです。
 最近のカメラは、専用の充電池しか使えなくなっています。カメラ(その他の機器)ごとに電池や充電器を持あるかないといけないのはかなり面倒です。それにリチウム電池は飛行機の預け荷物に入れられません。機内持ち込みも容量で規制されています。このあたりの不便さは我慢しないといけないのでしょうか。



posted by ヨッシン at 23:57|