2018年12月29日

西郷どんは島流し 35 4/12 徳之島 伊仙町から徳之島町へ

 徳之島には3つの町があります。南側にあるのが伊仙町です。その北側は、東にあるのが徳之島町、西は天城町です。最南端を過ぎた所ですから今は伊仙町にいることになります。これから徳之島町に向かっていくことになります。
 伊仙町と徳之島町の町境にあるのが本川です。徳之島町で一番長い川だそうです。河口付近にはフンゴウイノと呼ばれている礁湖があります。入り口が狭いので、干満を利用して、魚やイルカなどを閉じ込めて漁をしていたそうです。
 本川の河口付近のようすです。
徳之島 本川河口

 道路沿いの説明板に、貝塚があったと書かれています。弥生式の土器が出土しているようです。台地上に貝塚があったと書かれています。その説明に一緒にあった写真の場所です。東側一帯の急斜面に遺物包含層が確認されています。正面の斜面がそれのようです。
徳之島 本川貝塚

 本川の河口の北東側に大きなプールのような海が見えます。これなら魚やイルカを追い込んで採ることができそうです。
徳之島 本川フンゴウイノ

 先に車を進めます。しばらくの間、道沿いに切り立った崖が続きます。比較的軟らかい砂層のようです。葉理のような模様も見えます。
徳之島 南原 地層

 崖の地層が気になります。これは、葉理のはっきりしている部分です。クロスラミナが見えます。
徳之島 南原 地層

 だいぶ走りました。川向こうに見えていた崖です。このあたりまでくると上部は石灰岩のような石で覆われています。
徳之島 南原 地層

 河口付近です。海面付近の高さで平らな岩場になっています。所々に大きな岩があります。
徳之島 奥名川首切り浜

 大きな岩の一つです。その形からゴリラ岩と呼ばれています。
徳之島 奥名川ゴリラ岩

続く...............


posted by ヨッシン at 23:50| 旅行記