すぐに海が見えてきました。このあたりでも100m近い高台の上になります。雨が時々降っているので、路面は濡れています。

道は、崖のヘリを縫うように降りていきます。下りきった所で橋を渡ります。橋の上から見た川の上流側です。下を流れているのは秋利神川です。

少し下ったところに公園があります。そこから見た上の赤い橋です。ウェブページでは秋利神大橋と書かれているものがあります。そのように思っていましたが、正しくは天城大橋です。

道は谷底から再び上っていきます。途中でまた違う橋が見えてきました。こちらが秋利神大橋になります。

橋を通る県道に入る前に分岐路に入り橋の下をくぐって進みます。戸森の線刻画と書かれた案内標識が見えます。それに従って進んで行くと、広場のようなところに到着します。ここに車を駐めます。
ここで見られるものは、岩の表面を削って彫られた絵です。いくつかあってこれは第1線刻画と呼ばれているものです。頂上付近に船や矢のような絵が彫られています。船の帆の形から江戸時代以後のもの考えられています。

こちらは第2線刻画です。同じ様な形をした船が彫られています。

このあたりの土の中から線刻のある岩が出てきたそうです。第3線刻画になります。今は埋め戻されています。

第2線刻画(柵の中の岩)と第3線刻画(向こうの説明板の下あたり)との位置関係です。それほど離れていません。

東海岸の母間にも線刻画があるようですが、こちらは事前に調べた限りでは場所を見つけることはできませんでした。パンフを参考に探したのですが、微妙に場所が違っていたようです。下久志から、1本山側の道を走って宿に戻っていたら案内が出ていたようです。
続く...............