2018年11月27日

西郷どんは島流し 08 4/11 徳之島 手々 鬼の足跡石

 ムシロ瀬から島を周回する県道に戻って、手々の集落に入る手前に鬼の足跡石を示す標識が出てきました。石とついていますから、当然見に行くことにします。県道から150mほど農道を入ったところに駐車場があります。そこに車を入れます。
 駐車場前の農道の切り割りには、たくさんのテッポウユリが咲いていました。誰かが植えたというより野生化したというような感じです。
徳之島手々 テッポウユリ

 駐車場の奥に柵で囲まれた一画があり、そこに岩が一つ出ています。反対側にまわってみると確かに足跡の形のような窪みができています。
徳之島手々 鬼の足跡石

 足跡に見える部分の拡大です。これが鬼の足跡なのでしょうか。近くにあった解説板には、天照大神が徳之島にアマミコ(女神)を使わしたときに、地上に降りた場所にできた足跡だそうです。これでは鬼ではなく女神の足跡石といわないといけないですね。
徳之島手々 鬼の足跡石

 右上の方にも、いくつか窪みが並んでいます。窪みの中の石は黒っぽくてまわりとは違います。まわりの石のざらざら感は花崗岩そのものです。黒っぽい石は、花崗岩マグマが地下から上がってきたときに、周囲にあった岩石を取り込んでできたものです。捕獲岩といいます。
徳之島手々 鬼の足跡石 捕獲岩

 この岩の上に、3つの石が置かれています。何かのいわくがあるのでしょうか。気になりますが、これについては何も書かれていませんでした。
徳之島手々 鬼の足跡石

 ここからは海が見えます。次は、ここを目指していくことにします。
徳之島手々 鬼の足跡石から海岸

 みていると空を一羽の鳥が飛んでいきます。尾羽に特徴的な模様があります。調べたらわかると思ったのですが、わりませんでした。
徳之島手々 鬼の足跡石 鳥

続く...............


posted by ヨッシン at 23:44| 旅行記