ここの花崗岩の特徴は、無数のひび割れが入っていることです。節理といいます。地下にあるときに岩石に加わった力によってできた割れ目です。
節理の面を見ると平なのが普通なのですが、ここのものは筋のようなものができています。溝みたいになっている場所と並行についています。向こう側が海なので、この岩を乗り越えてきた波が、溝を通りぬけるときに岩を削って作ったもののように見えます。花崗岩にこのような筋をつけるのはなかなか大変です。

節理は普通直角方向に交わる面の組み合わせでできている事が多いのですが、ここのものは、60度くらいで交わっています。

いくつか何かに似ていると書かれている岩があります。見つけたのはろうそく岩とこの女性の横顔だけです。

海岸近くです。珊瑚礁はほとんど発達していないようです。岩がむき出しで、いきなり深い海の色になっています。

北側です。本州の岩石海岸とあまり変わりません。向こうに見える島はトンバラ岩です。

ここの岩にみられる節理は様々な方向に入っています。ブロックごとに微妙に違っているように見えます。

上に見える岩の表面には、へばりついたように石がくっついています。よく落ちないものです。

このあたりはイソヒヨドリの多いところでした。ここでは高い岩の上に2羽が並んでいます。

続く...............