2018年11月15日

大陸接点・北部九州 65 3/16-17 帰阪

 フェリーの中では、時間をつぶす方法があまりありません。夕食をとるといっても車に積んでいた非常用食料を食べるつもりだし、あとは風呂に入るくらいです。3大橋の通過時間が書かれています。来島海峡大橋で12時過ぎ、瀬戸大橋は真夜中、明石海峡大橋は夜明け前になります。出発時に、明石海峡大橋では点灯していなかったようなので、航空標識灯以外は見えないでしょう。わざわざ夜中に起きて見に行くこともないでしょう。
 まずは、日没まで景色を眺めることにします。関門海峡大橋が見えるかどうか気になります。だいたい公の方向かなと思うのですが見えないようです。手前の岬は部崎で北九州北東端になります。真ん中あたりに光が見えますが、長府の火力発電所のようです。右側に薄ぼんやりと連なっている山が本州になります。
門司−大阪航路から関門海峡方面

 左舷後方には、工場地帯が見えます。宇部あたりになります。船は関門海峡から離れていく方向に動いているようです。取り外して持ってきたカーナビも南東方向に進んでいるとでています。
門司−大阪航路から宇部市方向

 東方向です。島なのか山なのか区別のつかないものが点々とあります。この方向の空は晴れ始めているようです。
門司−大阪航路から東方向

 国東半島が見えてきました。ここをすぎれば、九州とはお別れです。
門司−大阪航路門司沖から国東半島

 晴れ間は、西の方にも広がってきました。船の後方に夕焼け空が見えています。金星も見えます。
門司−大阪航路門司沖から夕焼け空

 空も暗くなってきました。そろそろ景色も見えなくなってきています。かすかに見えるのは姫島です。国東半島の沖合にあります。
門司−大阪航路門司沖から姫島

 船室に戻って風呂にいきます。みんなは、船に乗ってすぐに行きますから、この時間帯になるとだいぶすいています。消灯時間まで本を読んだりして過ごします。後は寝るだけです。12時頃に、窓から来島海峡大橋が見えるか調べたのですが、無理なようでした。カーナビはすぐ近くまで来ていると表示しています。横で寝ていた人が見に行くといって起きていきました。結果は聞いていません。
 朝、目覚めて甲板に行ってみました。まだ薄暗く空は見えません。前方には港の灯りが見えます。だいぶ大阪に近づいているようです。
門司−大阪航路大阪湾から南港方向

 南港に到着し、岸壁に接岸です。
大阪南港

 これ以上見ていたら、車をだすのが遅れてしまいます。すぐにまとめた荷物を持って車にいきます。車はすんなりと出発させることができました。高速の入り口まですんなり行ったのですが、右端の車線を走らせていましたが、直前で左側にあるのに気がつき、大胆な車線変更になりました。車がまだ少ないので可能でした。
 勘違いしていて高速の出口を間違え、降りてから違う方向に行ってしまいました。道はわかっているので正しい道に戻ることはできました。この道は渋滞が始まっていました。予定よりちょっと遅めの帰宅です。

posted by ヨッシン at 23:54| 旅行記