北内郭はまっすぐ通りぬけられるようにコースが作られています。コースを進んでいって、北内郭をぬけた正面に大きな丘のようなものが見えてきます。北墳丘墓です。その手前に立柱(精霊の宿る大きな柱)と祠堂(お供え物を捧げたりお祈りをする場所)がまっすぐ並んでいます。

振り返って、北内郭の横側を見たところです。倉庫が並んでします。まつりなどの行事で使う道具がしまわれていたと考えられています。その向こうに中のムラが見えています。ここは、司祭者につかえる人たちが、いろいろな道具を作ったりしていた場所だったようです。お酒もその一つだったのでしょう。

北墳丘墓に向かう道に沿って、小さな塚のようなものがたくさん並んでいるのが見えます。甕棺墓列と書かれています。昔のお墓だったようです。

一部の甕棺墓では、甕棺で埋葬していたようすも復元されています。甕棺は、2つセットで使われていたようです。甕棺を使うのは北九州独特の埋葬方式のようです。

北墳丘墓に向かうようにつけられた墓道です。柵や環濠の外側から道が続いています。

北墳丘墓の内部では、発掘時のようすが復元されています。発掘時のようすなども展示されています。

甕棺の埋まっているようすです。副葬品が他のものより立派だったことから、北墳丘墓は歴代の王の墓と考えられています。14基の甕棺が見つかったそうです。

北墳丘墓から北側500mほどのところにも甕棺墓列があります。北墳丘墓南側のものと大差ないと勝手に判断し、ここで折り返すことにします。だいぶ疲れてきているというのもあります。ここから東口ゲートに向かうバスがでているようですが、見残したところを確認しながら戻ることにします。まわりの山も見ていきます。
途中展示室がありました。遺跡から発掘されたものや、魏志倭人伝のこととかが展示されていました。
他には見ていないところはなかったようです。東口ゲートに到着です。ゲートにある公園センターで軽く食事をしていくことにしました。団体客が食事をしたためか、出てくるまで少し時間がかかりました。
向いにある多目的室では、甕棺墓展をしていました。たくさんの甕棺が並べてあります。時代によって形や模様が違うようですが、詳しくは理解できませんでした。

歴史公園はかなり見応えがありました。この時点で1時はゆうにまわっています。
続く.............