「やよいのみち」はこのまままっすぐ行くようになっているのですが、東側に見えている建物群の方が気になりますので、そちらの方をみてからいくことにします。こちらのコースは「ひみかのみち」になります。
建物群のある区画の入り口です。この区画は「北内郭」といいます。中に入る門が見えています。その向こう側にひときわ大きな建物が見えます。主祭殿です。

北内郭の入り口です。柱や梁も今までの中で一番立派です。入った後、道が曲がっています。城などに見られる枡形のようなものなのでしょうか。それとも、沖縄などで見られるように邪気が入ってこないようにするためのものなのでしょうか。ここにも鳥形が飾られています。

柵の内側に環濠があってさらにその内側にも柵があります。侵入を監視する物見櫓もたくさんあります。

二つ目の柵を越えたところです。ここにも環濠があります。左側の柵はそれほど長く続いていません。進入路を制限するものでしょう。その向こうの建物が主祭殿です。

主祭殿の屋根の上です。つの型の飾りがあって、その上に鳥形があります。

主祭殿は、祈祷などをおこなっていた場所とされています。内部ではそのようすを再現しています。

主祭殿の地上部は壁がなく柱だけになっています。そこから北側のようです。竪穴建物の向こう側に高床建物が見えます。その向こう側に物見櫓が見えます。物見櫓は環濠を外に膨らませるように掘ってその内側に立てられています。

高床建物の内部です。最高司祭者の生活場所とされています。薄く剥いだ木を組んで作った網代の壁があります。奥の部屋に司祭者が寝起きしていたようです。

高床建物の東側にある東祭殿です。内側の環濠より外側にあります。壁は2方向だけつけられています。季節ごとのまつりの儀式に使われたのではと考えられています。何度も建て替えられた跡があるようです。

続く..............