先日、よく使っているソフトが更新を迫ってくるので、仕方なく更新をすることにしました。常に最新版にするように注意しないといけないのは、外部とつながっているソフトです。このソフトは、内部処理だけの上に改めて追加機能も必要がないので、更新するメリットは特にありません。ソフト名はSuperCといいます。利点は映像や音声ファイルの変換が簡単にできることです。stream copyの機能がありますから、VOBからMPGへは劣化を抑えて短時間で変換することができます。難点は、ウィンドウが常に画面中央に来たがることと、更新の度にマルウェアを送りつけてくるということです。更新の必要もないので立ち上げる度に更新のチェックも必要ありません。このあたりの余分なことをしてくれなければ最高のソフトです。実際の評価は最低に近いでしょう。
今回も注意しながら更新したつもりなのですが、案の定、大量のマルウェアを送りつけてきました。このあたりはアンチウイルスソフトが防いでくれたようです。不要なソフトもインストールしてきました。これも削除したあと、レジストリもいじられていないか調べてみました。こちらは大丈夫だったようです。
このあたりは実害がなかったようですが、困ったのはいきなりブラウザソフトが更新されたことです。これも本来なら最新版に更新しないといけないのですが、よく使っているアドインが最新版に適応してないので古いままにしています。もとに戻したいのですが、更新されたブラウザソフトの設定が全てリセットされています。たとえば自動更新しない、リンクを新しいタブで開くといった項目です。ブラウザソフトをヴァージョンダウンして、設定を元に戻すのに1日近くかかってしまいました。
マルウェアを入れられたので、念のためにウインドウズもアップデートしておくことにしました。更新の通知が来ていたので、近々やろうと思っていたことです。自動的にさせていないのは、ソフトの処理中にいきなり再起動といわれるのを裂けるためです。やり始めて、困ったのは、何時間たってもなかなか先に進まないことです。この間CPUの50%を占有しています。何かの作業をしていても待たされることがなります。3〜4時間はつきあったのですが、辛抱しきれずとめてしまいました。再起動して、再度実行すると15分で終わってしまいました。この差は何だったのでしょうか。結局1日近くパソコンは使えませんでした。
今日は、もう1台のノートパソコンを立ち上げてみました。こちらはウインドウズ10になっています。久々だったためか、こちらも更新を始めました。元々、CPUのスペックがそれほどよくありませんから、この間ほとんど使えません。やはり、更新はなかなか進行しません。1時間たっても10%ダウンロードできましたという状態です。結局、6時間近くたってやっと1段落し、再起動の要請が出ました。再起動を始めてからさらに更新が完了するまで1時間かかりました。おかげでこちらでしようとしていた作業ができませんでした。
ウインドウズを更新するのはいいのですが、作業に時間がかかるのはどうにかならないものなのでしょうか。そもそも、頻繁にセキュリティ対策として更新しないといけないこと自体、欠陥商品であるといっているようなものです。これを何とも思っていないのはなんとかならないものなのでしょうか。