2018年10月19日

大陸接点・北部九州 44 3/15 吉野ヶ里町歴史公園03 南のムラ ムラ長と北の一家

 「南のムラ」でみられるのは、農作業に従事していた人たちの建物です。説明では、編み物をしたりとか、鉄器や土器を作ったりしたようすも復元されています。実際にあっ建物はこれだけではなく、もう少し周辺地域までひろがっていたでしょう。その中には鉄器を作っているところもあったし、土器を作っているところもあったでしょう。農作業関係以外の仕事もここに集約されているようです。
 「南のムラ」西側を北上します。「中の一家」まで戻ってきました。「南のムラ」に到着した場所の裏側になります。ここは竪穴住居4戸と倉庫が一つです。
吉野ヶ里遺跡 南のムラ

 その前方に見えているのが、「ムラ長の一家」の区画です。
吉野ヶ里遺跡 南のムラ ムラ長一家

 ここには、大きな板壁造りの建物があります。集会所ということになっています。ムラの人たちが集まる場所があったということで、ここがムラで一番偉い人がいた場所と考えたのでしょう。
吉野ヶ里遺跡 南のムラ 集会所

 倉庫も他の一家のものと比べて大きく立派です。たくさんあります。階段は上がって中を見るためにつけられたものです。
吉野ヶ里遺跡 南のムラ 集会所

 倉庫の間から「北の一家」の建物群が見えています。
吉野ヶ里遺跡 南のムラから北のムラ

 「北の一家」建物群のすぐそばには柵と環濠が作られています。ここは集落の端っこだったようです。
吉野ヶ里遺跡 南のムラ北の一家

 北の一家は、布を作る関係の作業していたところということで、養蚕や糸、布を作っている設定になっていました。これは竪穴住居の中で養蚕をしているところです。これだと住居とはいえないですね。
吉野ヶ里遺跡 南のムラ養蚕風景

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記