2018年10月15日

講演会「人と自然の石川谷」に行ってきました

 昨日は、富田林市のきらめき創造館であった講演会「100万年 人と自然の石川谷」を聞きに行ってきました。帰りが遅くなったので、ブログの更新は今日に回させてもらいました。
 この講演会は、30年ほど前に富田林高校の生徒達が、近くの石川の河床で化石林や象の足跡化石を見つけたことが発端となっています。その後、高校生達を中心に河床の発掘がおこなわれ、その結果は資料としてまとめられています。
 この講演会は、この時の発掘のようすや出土物、記録を中心に、その後に発見された足跡化石や直立樹幹(化石林)や周辺の遺跡を展示しそれに合わせておこなわれたものです。ふだんはなかなか目にかかれないものも展示されていますので、興味のある人にはお勧めです。今月の4日に始まり来月の4日まできらめき創造館(最寄り駅:富田林西口)で見ることができます。28日にはここを巡るハイキングも予定されています。参加されるには予約が必要です。富田林市教育委員会文化財課に申し込んでください。新しく発見された足跡化石や化石林の場所、近くの遺跡などをまわるそうです。
 講演会の方に話を戻します。話は2つあって、一つは富田林市周辺の遺跡と出土物について話です。最近各地をまわっていて、吉野ヶ里遺跡など縄文弥生時代の遺跡を見て帰ってくることが多く、それと比較しながら聞いているといろいろと考えることがありました。
 もう一つの話は、発掘の成果やその後にわかったことについてです。こちらの方は当時のことを懐かしく思い出しながら聞かせてもらいました。
 足跡化石や化石林のようすを紹介する映画も作られていて、その上映もありました。こちらの方は、最新の状態はよくわかりました。まだ改良の余地がありそうな感じでした。
 当時の発掘に関わったメンバーが何人か来ていたので、終わった後、集まっていろいろな話をしてから帰ってきました。

posted by ヨッシン at 23:59| 日記