太刀は復元されたものも展示されていました。直刀だったのですね。古い刀なので当然なのですが。他の出土品などからも、大陸との交流に関わっていたことも推定されるようです。出土品は全て国立博物館にあって、ここのものがレプリカというのがちょっと残念です。
建物の外にも、展示があります。これは石棺です。

このあとは民家村をぐるっと回ってみることにします。建物はいっぱいあります。案内図には、工房のような名前が書かれています。旧布施家住宅もそうでした。移築復元されたものか、古民家風に建てられたものか区別がつきません。中を見てもよいのかどうかも不明です。説明の書かれているものを中心に見ていきます。
石屋根倉庫です。対馬のものです。対馬で見たものと同じものです。現地で見たものはもう少し大きかったような気がします。

菊池市下長田にあった中原家の倉です。手前側の屋根が2段になっています。

玉名町の山野家の住宅です。藁葺き屋根で庇が瓦葺きになっています。L字型の建物と書かれています。切妻の平入りの建物のように見えます。

隣にあった菊水町の旧河野家の民家と外見や内部の配置はよく似ています。このあたりの民家の特徴なのでしょうか。

菊池市七城町にあった旧緒方家です。18世紀の農家です。二つの棟が向こう側に見える土間の建物でつながった構造になっています。作業場としてひろい土間を使っていたそうです。

玉東町にあった境家の建物です。19世紀の山村農家の建物です。国指定重要文化財になっています。

これもコの字型の建物のようです。正面からでははっきりとはわかりません。土間の建物と床のある建物がつながっています。
建物内部です。広い土間があります。農作業の道具などがおかれています。

境家の前の門をでると民家村の外に出てしまいました。

続く...............