駐車場まで戻ってきましたが、滝のことは気になっています。遊歩道はしばらく道路沿いに下流側方向へ進んだ後、道路から離れます。ここからも、しばらくはなだらかなところを進んで行きます。その後、急に斜面を下りだします。そこからは滝が見えます。といっても手前にある木々の間にやっと見える状態です。これ以上はっきりと見える場所はありませんでした。比較的大きな滝のようです。

実は、駐車場に着いた後、一度ここまでやってきています。道が下流側に向かっているのでこちら側ではないと判断し引き返しています。こちらへ進んで行ったら下流側からアクセスできるかも知れませんので先に行ってみることにします。遊歩道は工事現場の階段のようなところを通り、最後はらせん階段で降りていきます。道というより橋です。下から見た最後の部分です。

正面の川原です。甌穴のような穴も開いています。岩石には水平方向に細かい割れ目が無数に入っています。

上流側です。深い谷になっています。崖の岩石は柱状節理が見られます。溶結凝灰岩にもできます。左側の岸は木の枝や幹が絡み合って積み重なっていて、いく手をはばんでいます。崖崩れでもあったのでしょうか。これ以上進む事ができません。上流側の滝はみられないようです。

遊歩道は下流側に向かって続いています。ちょっと進むと開けたところにでます。温泉旅館の建物のようなものも見えています。

これ以上進まずに引き返しました。車で再び国道に戻ります。国道に出て左に曲がってすぐのところに夫婦滝茶屋があります。滝があるみたいですが、茶屋の駐車場はそれほど広くはありません。前の道路の路肩が広くなっていますので、ここに車を駐めて見に行くことにします。
茶屋の横から川底に降りる道がついています。道脇にはいわれなどの書かれた看板があり、ハート型の絵馬のようなものがたくさんぶら下がっています。
川底から見た滝です。二つの滝が並んでいます。別々の川から流れてきた水が滝の下流側で合流していることから、出合の滝とも呼ばれているようです。縁結びの滝とも呼ばれているようです。

左側の雄滝です。田の原川にあります。黒川温泉や田の原温泉を流れてきています。

右側の雌滝です。上の方が崩れたようになっているので少し低めですが、一番高いところからの段差は雄滝と同じくらいでしょう。川は小田川といいます。この上流に七滝があります。

滝の写真を撮っていたら、カメラの書き込み中ランプがなかなか消えないのに気がつきました。メモリーカードへのアクセスがおかしくなったようです。何枚か記録されていません。予備のメモリーカードもここまで持ってきていません。このカメラの使用は一時中断します。カメラは2台とも持ってきています。もう一台には望遠レンズがつけてあります。レンズを交換するには2台のカメラ本体と2本のレンズを持たないとできません。どこかに置いてする必要があります。ここではレンズ交換はあきらめます。望遠レンズ側は画角に入りきらないところがあるのでこちらもきっちりとは写っていません。ここでの写真は少なめです。車に戻ってから交換します
続く...............