前回までは夜に入っていたので、普通のお湯だと思っていました。朝に見ると白濁しています。温泉だったようです。説明を見ると、入れたては白く濁っているけれども、だんだん透明になってくると書かれていました。
風呂に入っている間に、だいぶ明るくなってきました。部屋に戻ってから空のようすを見てみました。今日も天気がいいようです。九重連山には雲がちょっとかかっているようです。

阿蘇山方向です。条件がよければ阿蘇五岳が見えるのですが、山頂部だけがかすかにわかります。

食事をしている間に雲はなくなったようです。戻ってロビーから山を見ると、星生山と中岳の間に、わずかに見えるだけです。この向こう側には、噴気孔があります。そこから流れてきているように見えます。噴気孔からの蒸気でしょうか。

出発の前に、フロントで精算をすませます。市に宿泊補助を請求するための書類を書いてもらう必要があります。昨晩お願いしていたのですが、宿泊施設名の印がたくさん押されて大変なことになっています。間違えて押したものと、正しいものと、間違えたものへの訂正印とそれぞれが2こずつあります。
今日の予定は、とにかく西に進んで、八女か大牟田にぬけることを考えています。まずは、目の前の国道を進んで小国町まで行きます。日田往還とか小国街道とかに沿って作られています。
黒川温泉・田の原温泉と通過します。七滝温泉の案内が見えてきました。温泉の近くに滝もあります。七滝といいます。見に行くことにします。
道を進んでいって、駐車場が見えてきました。七滝駐車場と書かれています。まだ滝のありそうな雰囲気ははありません。近くにあった案内図には、まだこの先に駐車場があるように書かれています。それに従って進んで行きました。二つ目の駐車場がありました。こちらが第二駐車場になるようです。
駐車場入り口の前の道路に沿って遊歩道があります。駐車場前から谷の方に下りていくようにつけられています。狭い急階段です。降りていく途中に祠があります。何が祀られていたのかはよく覚えていません。狭くて正面からは撮れないので横からの写真です。写せていれば何だったかはっきりしたでしょう。滝には不動明王と弁財天が祀られているようです。

道は、川底に着く手前で展望台のようになっています。そこから見える一番上流側の滝です。

下流側にも小さな滝があります。七滝という名前は、ここに全部で7つの滝があるからつけられたようです。どれとどれで7つなのかは見ただけではわかりません。どれくらいの小ささのものを滝にしているかもはっきりしていません。

展望台先端から見える下流側です。この間とか先にも見えていない滝がいくつかあるようです。

すぐ横を流れている川です。木があってはっきりとは見えないのですが、この右側から急に落ち込んでいるように見えます。

川原の岩石が気になります。パッと見た感じでは泥岩のようですが、このように滝を作ることはありません。ちょっと上の崖を見ると溶結凝灰岩のようです。板状節理の発達したところなのでしょうか。柱状節理のような割れ目は見えません。
道は行き止まりなので、引き返します。戻る途中に見えた一番上流側にあった滝です。

続く...............