2018年09月23日

大陸接点・北部九州 27 3/13 阿蘇大観峰から久住高原

 かぶと岩展望所に着いた時点で5時半をまわっています。今晩の宿の久住高原荘までは30km以上あります。1時間くらいはかかるでしょう。到着時間の予想を宿に入れておきます。
 道はわかっているのですが、念のためにカーナビをセットしておきます。用意ができたら出発です。ミルクロードを東に向かって進みます。南小国方面への国道を越えると大観峰への分岐があります。ちょうど太陽が沈もうとしているところです。前回来ているのと宿へ急がないといけない時刻になっているのとで通過するつもりでしたが、夕陽が見たくなったので寄っていくことにしました。
 大観峰に一番近い駐車場は、時間が遅いこともあってゲートが閉まっています。歩く距離が長くなりますが、その手前の駐車場に車を入れます。
 駐車場からの中央火口丘とカルデラ(阿蘇谷)です。谷底は薄暗くなってきているようです。
阿蘇市大観峰から阿蘇中央火口

 外輪山の北西部方向になります。外輪山といっても、外側への傾斜は非常に緩やかです。大きな山があって、山頂部が陥没したというより、普通の大きな台地の真ん中が陥没したように見えます。
阿蘇市大観峰から阿蘇外輪山

 大観峰の頂上に向かいます。土産物屋さんの横をぬけてから、太陽の方をみると、太陽は山陰に入ってしまっています。このままだと太陽は沈んでしまったということになります。
阿蘇市大観峰から沈んだ夕陽

 太陽の沈んだところを見ると、左側が斜面になっていて低くなっています。このまま進んで行くとその横から太陽が出てきそうです。この先に日が当たっているところもあります。
 大観峰の近くに来ると再び太陽が見えてきました。ここから振り返って見た景色です。建物のあるところから歩いてきました。土産物屋さんとテレビ局の送信所です。
阿蘇市大観峰から駐車場方向

 展望所からの中央火口丘(阿蘇五岳)です。下の方にみえる先端まで行った人たちがいるようです。急ぎますので遠慮しておきます。
阿蘇市大観峰から阿蘇中央火口

 太陽です。だいぶ山の端に近づいています。このようすだとあと5分か10分くらいで沈んでいくでしょう。場所によっては太陽が見えたり見えなかったりするのと、先を急がないといけないので、もう沈んだことにして宿に向かうことにします。
阿蘇市大観峰から夕陽

 この後ミルクロードからやまなみハイウェイ、旧小国街道と進んで、久住高原荘には7時まえには到着することができました。
 食事をすませて、星を見に行きます。前回も来ているので何処かよいかだいたい見当がついています。赤川温泉への道路脇の駐車場に入れようとしたのですが。入り口にロープが張られています。思ったより空が開けていなかったのでここはあきらめました。たいした距離でなかったので、望遠鏡を台車で運んでもよかったようです。
 南側の駐車場で星を見ることにしました。入り口の強力なライトが空を照らしているのが難点ですが、こちらを避ければ何とかなるでしょう。
 望遠鏡をセットして、すばるを写してみました。プレアデスを写したのですが、何か変です。流れているように見えますが、よく見ると3本の筋が見えます。バーティノフマスクを外すのを忘れていました。
高田市久住高原 すばる

 マスクを外して撮影開始です。今日は、極軸があっていなかったのか、星が流れています。露出時間を短めでいくことにしました。すばるは、これが限界です。それでも星雲は何とかわかります。
高田市久住高原 すばる

 かに座のプレセペです。望遠鏡でとると、星がまばらになっています。比べてみるとすばるでもこれくらいです。
高田市久住高原 プレセペ

 カニ星雲です。再挑戦しました。昨晩よりは早く入れることができたのですが、時間切れで真ん中まで持っていくことはできませんでした。もうちょっと露出が必要です。そのためには極軸をしっかりあわせておく必要がありました。
高田市久住高原 カニ星雲

 久住高原荘は門限があります。望遠鏡を片付けて、戻ったときには時間になっていました。今日の到着が遅かったのと、最初に周辺をぐるっと回って時間をとられたので観測時間は少なめでした。
続く...............


posted by ヨッシン at 23:51| 旅行記