2018年09月20日

大陸接点・北部九州 24 3/13 高森町湧水公園

 阿蘇のカルデラ内は、南郷谷を中心に見て回る予定です。最初は、高森駅周辺で情報を収集したあと、涌水公園にいくつもりでいます。
 高森峠から国道を下っていくと、高森方面への分岐があります。涌水公園も曲がるように書かれています。この案内に従って進んで行きます。曲がりくねった道です。峠を越える旧道だったようです。
 そのまま進んで行くといきなり、湧水公園前の駐車場に着いてしまいました。ここから湧水公園の方に歩いて行きます。切り割りの上に出ます。高いフェンスがあって見にくいのですが、下には切り通しがあってその先にトンネル入り口のようなものが見えます。高森湧水トンネル公園と書かれています。
高森町 湧水トンネル公園

 熊本から延岡までの鉄道建設のために掘り始めたトンネルですが、入り口から2kmほど掘り進んだところで大量の水が湧き出してくると同時に、町内の湧水が枯れ始めたため工事が中断され、その後工事が継続されることはなく鉄道建設そのものが中止となってしまいます。その残されたトンネルを公園として整備して使っています。
 下に見える入り口にいくためには、下りていかないといけません。向こう側に階段が見えます。トンネル入り口の上からまわっていけるようです。まわっていきます。
 トンネル入り口の上です。湧水館という建物があるのですが閉まっています。トンネルに関する資料が展示されているみたいですが、見ることはできませんでした。その前から見た、切り割りです。真ん中に水路が通っています。
高森町 湧水トンネル公園

 下に降りて、トンネルの中に入っていきます。入り口の係の人は出払っていました。入場料をおいていこうとしたときに戻ってきました。パンフレットを受け取ります。
 トンネル内は真ん中に水路があって、右側通行で進みます。奥の方まで、クリスマスツリーの飾りが並べられていました。幼稚園とかいろいろな団体が作ったもののようです。季節によって並べられているものが変わるようです。
高森町 湧水トンネル公園

 トンネルの壁を利用したプロジェクションマッピングもあります。両サイドの壁が鏡になっているので、奥行きがいっぱいあるように見えます。季節の移り変わりを表現しているようです。ミライズンと名付けられています。
高森町 湧水トンネル公園

 水の流れを利用した、小電力水力発電機だそうです。さかんにまわっています。
高森町 湧水トンネル公園

 水滴を制御して落とし、ストロボで止まったり動いたりするように見える仕掛けもありました。ウォーターパールといいます。
高森町 湧水トンネル公園

 水滴が止まって見えるときのものです。きれいに並んで浮かんでいます。
高森町 湧水トンネル公園

 この先でトンネルは行き止まりです。突き当たりに積み上げた岩の隙間から水が流れ出います。
高森町 湧水トンネル公園

 この後は来た道を引き返していきます。駐車場にもどり車をだします。道路を進んでいくと、切り通しの正面に出ました。そこからみたトンネル入り口方向です。トンネル入り口上の建物が湧水館です。
高森町 湧水トンネル公園

続く...............


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記