進んで行くとだんだん山の中に入っていきます。地図を確認した方が良さそうなので、車を駐めやすそうな場所を探してそこでチェックします。この道は阿蘇の方に向かう道で、通潤橋はT字路を左方向に進んだ方向にあります。T字路まで引き返すことにします。片道10分ほどロスしてしまいました。
国道を熊本の方に向かって進んで行きます。だいぶ走ったところで、田んぼのまわりの斜面に切り立った崖が目立つようになってきます。火砕流堆積物の下の方のかたいところが露出するようになってきたようです。

小さな峠を越えたところで、いきなり聖滝展望所という案内が見えてきました。気がつくのが遅く、車を中に入れることができません。後続車がいますが、この先道が広くなるという保証はありません。対向車もいたのですが気にせず、脇に寄せて先に行ってもらうことにします。道路に車が来なくなったのを確認してバックで展望所に車を入れました。
展望所から見える聖リ滝です。木があるので下の方はよく見えません。阿蘇の溶結凝灰岩にできているようです。これだけでは、何回目のものかはわかりません。滝の名前の由来は、滝の水が中段付近で岩にあたっているようすが、僧侶(行者?)が滝に打たれているようすにに似ているからだそうです。

聖滝展望所を後にして先に進みます。坂を降りきったところで、川を渡ります。ここに架かっている橋の横に目立つ文字で聖橋と書かれています。何かいわくがありそうなので先の広いところに車を止めて見にいくことにしました。
橋まで戻って橋の下をのぞいてみると、向こう側の橋脚が石組みのアーチ橋のように見えます。

道路を渡って、橋を眺めてみると確かにめがね橋(石組みのアーチ橋)です。残念ながら木が生えていてよく見えません。

対岸の道路は川沿いには木が生えていないのでよく見えそうです。向こう側に渡ることにします。国道の橋はめがね橋の横につけられたようで、2つの橋が並んでいます。どちらも聖橋のようです。古い方は男成川めがね橋という名前もあるようです。ちなみに下の川は笹原川です。

対岸から見ためがね橋です。川を一気にまたいでいます。

車に戻り通潤橋に向けて車を走らせます。案内標識が出ていますからそれに従っていきます。道の駅「通潤橋」というところに入り奥の駐車場に車を入れます。
駐車場の奥に、古い民家のようなものがあります。旧矢部町にあった民家を移築したものだそうです。3つの建物がつながった造りになっているのが特徴で、平行三棟造りというそうです。

建物の内部です。昔の農具や民具がたくさんおかれています。

その前にあった像です。山都町で9月に開催される八朔祭りで展示される大造り物で、昨年の作品だそうです。タイトルは「避暑と移住」だそうです。この通りに読まないでください。写真からよみが読み取れますね。

続く...............