どうやって行くか考えてしまいます。遠いのですが、自転車だと坂があります。最後の宿につく直前50mほどは登っていかないといけないことを考えると躊躇します。舗装路があるので押して登ってもいいのではということで、自転車を出すことにしました。
外に出たときに空に見えた月です。昨日よりちょっとだけ細くなっています。

宿から、道を自転車で降りていきます。一番下りきった所から横に並んで通る道路に入ります。ここまでは楽でした。
道は六峰街道と書かれています。古い街道か何かと思っていたのですが、延岡からここまで山の尾根を通ってくる林道につけられた名前でした。

六峰街道から、人家のあるところに入り、めがね橋とメモのあるところに行きます。橋はあるのですが、ここは普通の橋でした。この近くに他に橋はなさそうです。あきらめてもう一つのめがね橋があるとメモしてある場所に行きます。こちら側には、めがね橋がありました。下中村めがね橋と書かれています。道路脇からはちょっと見づらいようです。

川原に下りられそうな所があったので、そこから見ました。橋にはこれ以上近づけません。

メモの位置と全く一致するので、もう一つの橋を見直しに行くことにします。戻る途中に、見たタヌキです。くるときも見たのですが、先に気づかれてしまいすぐに見えなくなっていました。この横の溝の中をねぐらにしているようです。

元のところに戻ったのですが、ほかに川を渡る道はないようです。この場は、つけ替えられたということであきらめて次に行くことにしました。
あとでわかったことです。下中村めがね橋は川の下流側に架かっている橋で、上流側に上中村めがね橋というのがあります。メモには上か下かを記録していませんでしたし、下中村めがね橋を見たときに上下を気にしていませんでした。さらに、下中村めがね橋より上流側には民家もなく、めがね橋が作られているとは考えませんでした。
六峰街道とは反対側の岸から、国道に戻ります。出たところにあったのが原田家のしだれ桜です。花が咲いていたらきれいだったでしょう。

朝食の時間が近づいてきましたので国道を戻り、宿の方に向かいます。六峰街道との分岐を過ぎて川に架かる橋を見るとこれもめがね橋っぽく見えます。

六峰街道からの延長にあります。少し戻ってこの道に入り、橋を渡って見えるところがないか探します。道路沿いからはよく見えるところがないのですが、田んぼの間から川に近づいて見た橋です。川久保めがね橋というようです。

再び国道に戻り、宿に戻っていきます。大半は自転車に乗らずに押していました。最後は、近道をしようと、階段の横の斜面を使って自転車を押して登って戻りました。
続く...............