自転車を車から降ろしていざ乗ろうとすると、後輪タイヤに空気が入っていません。家を出るときには入れてきました。空気入れも持ってきていますので、入れておきます。空気が入り終わって空気入れを外すと、バルブからものすごい勢いで空気が吹き出してきて、あっという間にタイヤの空気はなくなってしまいました。
症状的には、虫ゴムの劣化のようです。バルブを分解してみると、虫ゴムがなくなっていました。これでは自転車に乗ることはできません。車に積み直し、歩いて行くことにします。
カーナビを外して画面で方向を確認しながら、歩いて行きます。川を渡るところに看板があります。これによると、ここは高城川古戦場の跡地のようです。戦国時代に薩摩の島津氏と豊後の大友氏がここで戦い、大友氏が破れ敗走していくことになります。

川は切原川といいこの左側に大友氏、右ずっと奥に島津氏が陣取っていたようです。なお高城は、この後方にあり島津氏関係の居城でした。
ここの田んぼの土手にはツクシが出ていました。ホトケノザの花も咲いています。

古墳群は橋を渡った側にあるのですが、この先ずっと橋らしきものは見えません。カーナビにもそれらしきものはかなり先です。橋を渡って進んでいったのですが、山の中に入っていきます。行くだけでも大変そうなので引き返して車で行くことにします。
車でこの道を進んでいくと、台地の上に出ます。かなり登りました。自転車でも大変だったようです。使えなくてよかったのかも知れません。
道を進んでいくと、古墳のような小高い丘がたくさん見えてきます。

道は狭いのですが、車はあまり通らないようです。道脇に寄せてとめ、見に行くことにします。止めたところから見えていた古墳です。いくつかあります。

ちょっと大きめの古墳があります。墳丘が壊れるからよくないのですが、登らせてもらいました。ここは前方後円墳のようです。前方部が見えています。わかりにくいのですが他にもいくつか古墳が写っています。

墳丘で咲いた花です。キバナキンポウゲのようです。

このあたりの畑は、ほうれん草を栽培しているところが多いようです。この冬は、ほうれん草は高くて手が出ませんでした。これだけあれば、もう安くなってきているのでしょうか。ほうれん草と古墳が入るように写してみました。

続く...............