予定時刻に家を出て、最初にガソリンを補給しておきます。スタンドに入ったときはそれほどと思わなかったのですが、スタンドにいるちょっとの間で車が動かなくなっています。前回はこの状態で高速道路の入り口まで40分かかってしまいました。高速道路を反対側の入り口から入れば、渋滞を避けることができます。問題は、100mほどのの間で3車線の道路を横切らないといけないことです。失敗したら、その先で渋滞が待っています。それでも、予定していたコースと同じくらいの時間でつけるでしょう。
しばらく渋滞している車を横目に見て走り、ぐるっと迂回して進みます。問題の道路横断ヵ所も車が1台だけだったのですんなりとクリアできました。高速道路は1ヵ所渋滞という表示が出ていましたが、車がちょっと詰まったくらいの感じで通りぬけることができました。早めにフェリーターミナルに到着です。
ターミナルでは、いつも通り乗船車待機場所まで誘導されます。まだ乗船券は入手できていませんから、長い通路を歩いて切符売り場まで行き、乗船券を受け取ります。切符売り場の2階にある待合室には、サッカー少年団風の面々がたくさん待機していました。一緒になると、寝させてくれるか心配です。待合室でこれから行く先のパンフ類がないかチェックした後、再び長い通路を歩いて車まで戻ります。このフェリーは、通路を延々と歩かないと乗船券がもらえないというところが難点です。
車の待機場で、船内に持ち込む荷物と車に残す荷物の仕分けをします。いろいろとやっている内に乗船開始になります。車両甲板に車を止め、船内に持ち込む荷物を持って船室に上がります。前回までとだいたい同じような場所の部屋になりました。サッカー少年団とは、反対の側になります。
荷物を置いて、デッキに上がります。太陽はだいぶ西の空に傾いています。

そんなにしないうちに太陽は低いところの雲に入り、見えなくなってしまいました。あと少しで出港です。

周りの景色とか、いろいろ見ているうちに出港となります。もやいを外すようになったらいよいよ船は岸壁を離れることができます。

今回の出港時に、船はやたらと汽笛を鳴らします。船の進行方向を見ると、すぐ近くを高速で横切ろうとする船があります。船はバックして進んでいますから船の後方になります。船腹にPILOTと書かれています。素人の運転する船ではないはずです。こんな事をしてぶつかったらどうするつもりだったのでしょうか。

岸壁から離れてから六甲山を見ると帆掛け船の形をしたイルミネーションが見えます。神戸市のマークがあったような気がしたのですが、変えたのでしょうか。

神戸港を出てから、明石海峡大橋がいつ見えるか気になっていました。意外と早く、防波堤を出た直後でした。

この後はすぐに暗くなってきたので、船内に戻り、食事をしたり、風呂に入ったり、とかで時間をつぶします。そのあとは、持ち込んだ本を読んでいたらすぐに消灯時間になりました。
続く...............