<花について>
今回の旅行はさくらがメインでした。梅や富士山がメインな場所もあったのですが、基本は、さくらでしょう。花についてては、申込時から予想していたとおり、「一面の」という所まではいきませんでした。自然相手では、あらかじめ予定を立てておいても、その通りにならないことがたくさんあります。二分咲き程度とはいえ、それなりに咲いているところもありましたので、そういう点では許容範囲内なのでしょう。
予想外だったのは、メジロがたくさんやってきていたことです。この付近には意外と多いのかも知れませんが、花が少なかった分、咲いている花に集中してやってきていたのかも知れません。それならこれが満開だともっと、メジロが分散して見つけるのが難しかった事も考えられます。本当のところはどうなのでしょうか。
<山>
旅行中ずっと気になっていたのは、どの山が箱根山なのかということです。そのあたりのいきさつは本文に書いたとおりです。気になっていても調べる手段はありません。念のために、箱根山の写真は撮っておきたいということで。手当たり次第写しまくっていたことになります。結果的には、本家には正しいものを載せていたし、闇雲に写した山の大半が箱根山ということが判明しました。特徴をよく見ていれば、同じものばかり写している事はわかったようです。少なくとも、伊豆中央部からは、箱根山がどのように見えるかということははっきりとわかりました。
<自由散策の行動範囲>
2日目の朝に、汐吹岩まで見学に行きました。ところで、こういうツアーの時に、どれくらい離れたところまでなら自由に移動することが許されるのでしょうか。この場合の行動範囲が、許容範囲内だったのかどうかということです。
ツアーでは自由散策という設定が見られますから、その時間内に行って帰ってこられる徒歩圏内なら問題はないと思っています。今回の場合実際の距離で見ると、河津町内の自由散策の時間内には、バス駐車場から北側に800mの所まで行き、駐車場の南1kmの場所まで行っています。海岸までは行けませんでしたが、こちらを中心に移動していたら、1.5km離れたところまでいっていたことになります。過去の例ですが、函館市街を散策したときは、解散集合地が町外れだったこともあり、2km弱の所まで行っています。2kmは確実に許容される範囲内と考えています。
では、今回の4kmはどうなのでしょう。ウォーキングがてらにそこまでというときは、これくらいの距離のところには行くことがあります。ちょっと遠めですが徒歩圏内とすることもできます。東北の鹿角に行った時は宿に貸し自転車があったのでそれに乗って4km離れたところに行っています。この時は気持ちの中では遠慮がちでした。他にないかといろいろ思い出していたら、鳴子温泉から潟沼まで歩いて行ったというのがありました。この時は半分小走りで帰っても、夕食に遅刻しています。道が通行止めになっていて迂回したこともあり、道のりは4km強あります。これが一番遠い記録でしょう。この場合は近道を通ることができていれば半分程度の距離になっていました。
遠くに移動することを許された例としては、石垣島で宿での自由時間内に6kmほど離れた町に行きたいという人のために、添乗員さんが交通手段を調べてくれたこともありました。距離とか交通手段とかはあまり気にしなくてよいのかも知れません。添乗員さんに事前に声をかけていたために特別に許可が下りたのかも知れません。
<食べ放題>
2日目の昼食は、海鮮浜焼きとにぎり寿司の食べ放題でした。元々質より量派なので、思いっきり食べてやるぞと意気込んでいました。心配していたのは火力の問題です。伊勢で魚介類の焼き物を食べたときは炭火で火力が弱く、なかなか焼き上がりませんでした。今回は、殻の厚い牡蛎をのぞいては、意外と早く焼き上がり火力的にはじゅうぶんでした。
どちらかというと、食材に好みのものがなく、食べようという気力がそがれてしまいました。たとえば、にぎり寿司の種類は、回転寿司なら定番といえるものでしたが、いつならまず手を出さないものです。食べ放題では炭水化物系はあまりとらないこともあり、最初におかれていたものとお代わりだけになりました。最終的には腹九分目くらいで終わったようです。店の名誉のために付け加えておきますが、食材の種類は豊富で、バーベキューの材料だけでも、食べ放題としてはじゅうぶんな種類はありました。
昔に比べて、食べる量はかなり少なくなっています。50分だとこれでちょうどくらいかなという時間でした。昔だったらどうしていたのか考えてしまいます。
食事の味については、特別おいしいというのはわかりません。あまり細かい味の違いはわからないからです。おいしくないなというのは確かにあります。これも好みの問題なのでしょう。たとえば、極端に濃い味付けをしたものなどです。今回思ったのは、ご飯がおいしいかどうかでだいぶ印象が違うなということです。2ヵ所とも、あまりいいご飯ではないだけであまりいい食事と思いませんでした。ご飯がよければ満足ということなのでしょうか
<ツアーについて>
今回のツアーの各停車地では、バスに戻るのがいつも一番最後になっていました。欲張って、遠くまでいったり、ぎりぎりの時間まで使ってしまうのが原因なのでしょう。もうちょっと自由な時間を増やして欲しいところですが可能だったのでしょうか。もちろん少々増えたところで、ぎりぎりになるのは変わらないと思われます。
バス移動の間を見ていると、バスは追い越し車線を走っているのがほとんどでした。時間短縮のためにかなりがんばって速度を出してくれていたようです。バス移動の時間をこれ以上減らすのは無理でしょう。出発時間を早めたり、到着時間を遅らせたりするのは、バスの運転手さんの乗務時間の関係でこれ以上は無理でしょう。そういうことから考えてみると、各地での時間はめいっぱいとられていたようです。
他の移動手段について考えてみます。新幹線を使えば移動時間をかなり短縮できます。これだと、バスにするいくつかのメリットがなくなってしまいます。集合解散地から宿までは大きな荷物を持ち歩かなくて済むこと、集合地を選べるのはバスに迎えに来てもらえるような物です。一番大きなものは、費用がかなり安くなることです。半額とまではいかないけれども、夕方の売り尽くしセール並みに安くなっているようです。どちらをとるかは好みでしょう。別に、新幹線利用のツアーもありました。
そのようなことを、いろいろ考えてみると、内容は充実していたといえるでしょう。花の開花状況は予測ができないことをあわせてみると、それなりに満足のいくものだったと思っています。
<GPSロガー>
毎回トラブっているGPSロガーです。スイッチを入れてログをとろうとして表示を見たら、GPSサーチと待機状態が高速で切り替わっていました。電池の電圧低下で、GPS電波の取得がうまく機能していなかったようです。この状態の時にログをとると、GPSにつながったときにログを記録し、記録のために電気を消費すると電圧低下でGPSにつながらなくなりの繰り返しで、1秒ごとのログ記録になっていたようです。今回は早めに電池交換をすることで、記録量が増えないように対処しました。
問題点の1つの原因はわかったので、次回はその対処を考えて持ち歩くことにします。
2018年08月09日
伊豆の桜はまだか 19 感想その他
posted by ヨッシン at 23:56| 旅行記