E機の方でどの程度見えるのかやってみることにしました。こちらは持ち運び可能なタイプです(C機の方も車に積んで星を見に行ったこともあります)。簡単にセットできると思ったところが大間違いでした。まず、北極星が肉眼で確認できません。一時見えていたような気がしたのですが、全くわからなくなっています。雲が出てきたのでしょうか。極軸望遠鏡をのぞいても、暗い星が一つ見えるだけです。これしか星が入らないので、北極星として極軸の設定を完了とします。
鏡筒とかを乗せた後は、いつも通りカメラをつないでみます。どういうわけか、アダプターにカメラが引っかかって止まらずぐるぐる回ります。いったんスリーブを外した状態でセットし望遠鏡に取り付けます。次に撮影をしようとすると、電池容量がなくなりましたと表示が出ます。これも交換用の電池を持ってきてセット完了。
再び撮影しようとすると、カメラのタイマーがリセットされたのか、日付の入力からやり直しです。時計を持っていませんから、取りにいって、ついでに遅れを確認します。ほど正確なようです。入力が終わって、やっと撮影ができるようになりました。この時には金星は沈む直前でした。電源とかにつないでいる時間はありません。このままで、金星から写してみました。写った写真からこの大きさの部分を切り抜いています(以後全て同じ処理をしています)。赤く写っているのは地平線に近いためです。ピンぼけのため実際よりだいぶ大きく写っています。

こんどは火星です。そままで写します。ピントを確認しなおしたら、だいぶ小さく写りました。かなり明るいです。1/30秒のシャッター速度でも写ります。

レンズに入れ替えてみたのですが、丸くは見えるのですが、あまり大きくは見えません。光っているところが明るすぎて、模様まではよくわかりませんでした。もっと倍率が上げられるレンズが必要です。見た倍率は70倍です。
木星土星は建物の向こう側になって見えません。望遠鏡を見えるところまで移動させます。
土星を見ていたのですが、こちらではピントを合わせにくいようです。木星でピントを合わせて、こちらから写していきます。木星は火星よりさらに明るいようです。大きな分だけ縞模様とかはよく見えます。

シャッター速度を遅くして、衛星も写してみました。4大衛星は全て写っています。明るさで見ると、左上からカリスト(+木星)イオ、エウロパ(上)、ガニメデ(下)の順のようです。

土星です。輪とかも何とかわかります。

衛星とかも見えるのですが、モーターを作動させていないので、像が伸び始める状態でも写りませんでした。