準備している間に2人が先に風呂に行きましたので、鍵を持ってフロントにいきます。ここでタクシーの手配をお願いすると呼んでくれました。まだ朝早い時間なので、動いているタクシーが少なくくるのにしばらく時間がかかるということです。その間にホテルの前の桜の木が気になりますので、見に行くことにします。タクシーがやってきても確認できます。
気にしていた桜の木です。満開に近い状態のようです。種類は「伊東小室桜」というそうです。熱海から伊東にかけての地域では、河津桜より先に咲くサクラがたくさんあるようです。

ここのものは柵の中なので、近くで見られないうえに背丈より高い柵越しなのが残念です。柵の上にカメラを乗せて写しています。ゆっくり見ているつもりでしたが意外と早くタクシーがやってきたので、急いでホテルに戻って乗ります。
汐吹岩につくまでの間に、潮が吹いているかどうかが話題になります。潮の加減は調べていましたが、波の状態も関係するといわれました。海面を見るとほとんど波がたっていません。これではあまり大きな潮が噴けないような感じです。
穴が見られる場所は少し歩かないと行けないようです。道路沿いでも見られる場所でいったん車を止めてくれます。時々水煙のようなものが上がるのが見えます。車の中から見ていたのですが、手前側の木が邪魔になっています。

見ている間に雲の上に太陽が顔を出してきました。運転手さんはこちらの方がいいのかゆっくり見るように勧められます。もうだいぶ高く上がっているので、朝焼けの具合はもう一つです。明るくなりすぎていうほどきれいではありません。

結局、汐吹岩は近くまで行ってみることになりました。帰りもタクシーをお願いしたいと告げると呼んで欲しいとのことでした。いったんタクシーから降りて遊歩道を歩いて行きます。展望所のようなところがありそこから潮を吹くようすが見られるようになっています。潮を吹く場所です穴が開いています。棒のようなものが刺さっています。

見ていると、波で海面が上がってきたときに、穴から勢いよく空気が吹き出してきて、海水が飛沫となって飛ばされていますのがわかります。

穴をふさぐくらいの大きさの波が来ると、飛沫は少し舞い上がる程度です。

見ていてもあまり大きな波はやってきません。潮の吹き上がりもあまり大きいものはできません。これが限界かとあきらめて引き返し始めた時に、後で波がぶつかる大きな音がしました。振り返って見ると今までなかったような大きな飛沫が上がっていました。

もう少し粘ってみることにしました。今度は、ちょっと大きな波がやってきて、大きめの飛沫が上がるのが見えました。

あとでよく見直してみると、これでもタクシーの中から見たものよりは小さいようです。
続く........