バスに乗り込んだら出発です。次の目的地は宿のある伊東市です。そのまままっすぐ東に進んで伊東市にぬける道があります。大変な山道なのでしょう。自動車道に入り北上します。そのため太陽は横に見えます。予想通り幻日ができています。太陽柱らしいものも見えます。

このあたりの、岩石も気になっています。伊豆の火山岩だとは思うのですが、見え隠れしているので詳しくはわかりません。

バスはすぐに自動車道を下り向きを東に変えます。太陽が後方になり見にくくなりました。だんだん太陽柱は薄れてきているようです。わずかにあるように見えます。

幻日は、縦に伸び始めだんだん色が薄くなっています。もうすぐ見えなくなりそうですが、その前にバスは山の中へと入り太陽そのものが見えなくなりました。

標高が高くなってくると道ばたに雪が落ちているのを見かるようになりました。亀石峠を過ぎたときのものです。このあたりでも高いというほどでもありません。それからすると、暖かいといわれる伊豆よりは大阪の方が暖かいのではと思ってしまいます。

山を下り始めてしばらくすると海が見えてきます。相模湾です。海岸に沿って小さな島が見えます。手石島といいます。この近辺の海底で30年ほど前に火山の噴火がありました。海岸に出てから写した手石島です。

反対側です。平らな島があります。これは初島です。

すぐに宿に到着です。荷物を持って部屋に入ります。他の2人と相部屋です。ベッドが2つと布団が1つになります。一人はベッドを取りましたが。布団で譲り合いになりました。結局譲ってもらことになり、布団で寝ることになりました。ベッドの場所にテレビがあり、二人はそれに見入っているのでちょうどよかったかも知れません。オリンピックを中継していましたが、興味はありません。
汐吹岩に行こうとしていたのですが踏ん切りが付きません。そのうち薄暗くなってしまいました。これでは行ってもどうしようもありません。今日の所はあきらめます。
テレビの中継の切りがよくなったところで、一緒に温泉に入りに行きます。ばらばらに戻ってきたものの、夕食にはそろって出かけます。釜飯が出ていたようですが、何だったかよく覚えていません。鯛ご飯のようなそうでないような。一応炊きあがっていますので、すぐに食べ始めます。いつも通りおかずが大量に余ります。何が出ていたかも覚えていません。白ご飯を頼んでこれで食べることにします。
他の二人は、お酒を飲みながらゆっくり食べています。最後に残った釜飯が多いというので、少し分けてもらいました。ここまででも食べすぎています。まだ残るので食べてといわれたのですが、限界でした。晩酌につきあっていたおかげで食堂には一番遅くまで残っていました。まわりに誰もいなくなってやっと踏ん切りが付いたのか食事は終了です。8時を回っています。
部屋に戻ってから、いったん外に出て星が出ていないか確認します。それらしいものは見えません。周囲の明るさのせいかとも思って場所を変えてみたのですが、同じでした。雲が出てきているようです。今日の星見はあきらめます。
再び部屋に戻ってみると、二人はテレビをつけたまま寝ています。お酒が入ってくるとよくこうなります。ここで声をかけると起きることもあるので、電気を暗くして、音量を下げてから布団に入って寝ました。
続く.........