2018年07月22日

伊豆の桜はまだか 05 3/16 かんなみの桜

 カルガモのいたあたりから、上流側に枝先の赤くなった桜の木が何本か並んでいるのが見えます。ここのものはわずかですが開いているようです。そこまで行きたいのですが、あいにくと対岸です。橋はだいぶ先のようです、川にかかっているものは見えません。
 近道はないかと見ていると、川の中州に飛び石状に石が並んでいて、中州までは渡っていけるようになっているようです。さらに先にも水が流れています。ここを渡れなければどうしようもありません。その向こう側の土手に階段のようなものも見えています。その下にこちら側と同じように飛び石がありそうです。ダメ元で行ってみることにしました。
 このあたりは普通の中州のように見えましたが、せせらぎ公園という場所のようです。中州にもはっきりとはしないのですが、道のようなものもあります。公園ですので両側の岸から下りてこられるようになっています。これで、遠回りせずに桜にたどり着くことができます。あとから続いてくる人たちも行く道を探しているみたいなので、通りぬけられることを合図したらこちらの方にやってきました。
 たどり着いた所の桜の木です。何となく花が開き始めているようです。
函南町せせらぎ公園 桜

 近づいて、花の拡大をしてみると何か変です。花びらの枚数がそろっているのはありませんし、茶色くなった花びらもたくさんあります。
函南町せせらぎ公園 桜

 どうもいったん暖かくなった時に開き始めたものの、急に寒さが戻りそれが長く続いたために、開き始めた花がだめになったようです。当然後に続いて開いてくるつぼみはかたいままです。
 ネットでは、このあたりでロウバイの花が咲いていると書いてありました。桜の木に並んで何本か黄色い花をつけていました。
函南町せせらぎ公園 ロウバイ

 こちら側の岸を通ってもどるか、もう少し先まで行ってみるか、2つの選択肢があります。まだ時間はありそうなので、次の橋までいってみることにしました。この先も咲いている桜の木はありませんでした。早く開き始めたのは先ほどの所だけだったようです。
 橋まで着いたので、渡って対岸を戻っていきます。このあたりには、ツグミがたくさんいました。
函南町せせらぎ公園 ツグミ

 川の土手上を戻って元のところの戻れるはずだったのですが、川は2又に分かれていました。Uターンに近い形で戻っていきます。途中渡れるところもなく、先ほどの橋があった道路に戻ってしまいました。
 2つ目の橋を対岸に渡ります。ここに白バイに乗ったお巡りさんがいました。挨拶を交わしたついでに、箱根山の方向を聞いてみました。橋の方だと教えてくれます。富士山の方を聞いてみたのですが、これは川の下流方向を教えてくれました。太陽より左側ということはないはずです。おかしいとは思ったのですが、お礼だけ言って散策を続けました。
 なにもないまま、最初に川縁に出たところまで戻ってきました。このあたりで梅の花が咲いているところがあります。来た時は、桜が目当てだったので見向きもしませんでしたが、時間に余裕があるので見ていくことにします。
函南町畑毛柿沢川 梅

 もう一度桜の木も見直してみました。わずかにつぼみが開いているようなものもわずかですがあります。花のようすは先ほどの場所とはあまり変わらないようです。
函南町畑毛柿沢川 桜

 まだバスに戻るまで時間はちょっとだけあります。堤防沿いに川を下っていって富士山が見えるかどうか確認することにしました。といってもすぐに時間切れになります。このまま土手を下ってまっすぐ行ければバスまですぐなのですが、土手のすぐ下に水路があって渡れそうにありません。もう道路か先に橋があることを期待しようか考えていると、前を歩いていた高校生が土手を下りていきました。そこからぬけられるようです。あとをついていくことにしました。
 無事水路を渡れて、バスに戻るのに余裕ができました。道沿いにあった梅の木を写してバスに戻ります。この木はあまり手入れがされていないようです。
函南町畑毛 梅

続く............


posted by ヨッシン at 23:40| 旅行記