ここのところ、日がだいぶ傾いてからは、外の方が涼しいので、夕涼みがてら、窓を開け、畦のはいっていくる窓際のテーブルで夕食を食べています。時間的には日没頃になります。夕陽を見ながらというときもあります。
きのう、たまたま夕陽が眼に入ったので見ていたのですが、奇妙なことが起こっていました。今日の夕陽で再現してみます。見たときのイメージに近くなるように少し加工しています。

窓の向こうに塀があってそのすき間から向こうの山が透けて見えます。その横の、へいを支えている金属枠の中に夕陽が見えます。枠は金属なので太陽の光が通りぬけてくるわけはないのですが、枠の向こうにある太陽が見えています。頭を左右に動かして、枠から太陽が外れるようにしてみると、明るい太陽が見えます。どう見ても、金属の枠を太陽の光が通りぬけているようです。
どうして、このようなことが起こるのでしょうか。
最近、カメラで写真を撮ろうとすると、ピントを前にあわせようとします。望遠レンズだと、一番前まで移動するのに2−3秒かかります。やり直しさせると、最悪10秒近く取られてしまうことがあります。それでもピントを合わせてくれたらいい方です。鳥などを写していると、その間に逃げられてしまいます。手前にガラスなどがあるとその傾向が強いようです。レンズについたゴミなどに反応しているのかも知れません。今回も同じ事が起こり、太陽が見えなくなるまでの時間との闘いでした、マニュアルフォーカスにして何とか1枚だけ写すことができました。ちょっとピントがぼけています。露出オーバーなのは修正できませんでした。
昔はそんなことがなかったような気がします。カメラの調子が悪くなって来ているのでしょうか。どちらかというと、カメラの扱いは丁寧な方ではありません。
夕陽の話に戻ります。一応太陽を手で隠しても同じ事が起こります。その手前側に問題があるといえます。そこにあるのは、開けた窓ガラスです。片側を開けていますから、ガラスは2枚ある事になります。ガラス板に斜めに太陽に光が入ってくると、ガラスの表面で反射されます。太陽の光が2枚目のガラスに反射して、1枚目のガラスの裏面にあたったときにもう一度反射すると、経路がわずかにずれた太陽光線と平行な光になります。そのため、枠の横を通ってきた光が、正面からやってきたように見えたわけです。
2枚のガラス板が平行ではなく、わずかにかたいむいていると、太陽は2重に見えます。肉眼で見る限りはそのずれはほとんどわかりませんから、太陽と同じ位置に見えたのでしょう。望遠レンズで写すとわずかにずれていました(この分を修正しています)。
先日、金星と月、水星が見えたとかきました。今日は、月と金星が接近していました。ちょっとだけ追い抜いた位置にあります。それを写した写真です。シャッター速度を速くしたので金星がかすかになっています。下端中央よりわずかに右側にあります。

ブログを記録しようと、投稿用のサイトを開けようとしたら(といってもこの部分を書いている1時間ほど前になりますが)、いきなりどどどっという音がして、建物が揺れました。1秒か2秒ほどでおさまりました。気象庁とか防災研のサイトになかなか載りませんでした。何かがぶつかったときにもありますからそれかなと思いかけたのですが、どどどっはありませんから辛抱強く待っているとやっと出てくるようになりました。久々の余震でした。前回は8日でしたので、8日ぶりです。1週間おきというのが続いています。震央は、防災研のデータによると、JR高槻駅の北側になるようです。横ずれの混ざった逆断層のようです。