今朝も空が明るくなった頃に、余震があって起こされて、その後眠れなかったので、おきてしまいました。またも寝不足で、ものすごく眠たい一日でした。
一昨日のことから書き忘れたことを中心に順番に整理していきます。
地震が起こった後、揺れがおさまってから、家の中に入ろうとするとしたのですが、そこら中のものがひっくり返っていて足の踏み場もありません。何が落ちているかわかりませんから、土足のまま上がって、家の中のようすを見ました。冷蔵庫は倒れていませんでしたが、扉が開いています。明かりがついていますので、電気は通じているようです。とりあえず、扉だけは閉めておきます。
こけていないものはほとんどなかった中で、一番大きな本棚だけが倒れていませんでした。教本を戻しながら気がついたのは、この本棚の上に天井に当たるまでのすき間に、たくさんの本を詰め込んでいました。これが本棚が倒れようとしたときに天井にぶつかりそれ以上傾くのを防いでいたようです。何冊か上に残っていました。転倒防止器具の役割をしていたようです。残念ながら、棚の本は全て落ちていました。たおれなかっただけよかったのかどうか。
とりあえず動けるように、通り道の確保をします。幸い寝室には余り物を置いていなかったので、散らかっているものは少なめです。まとまったものを寝室に移動させて通路を確保します。
そうこうしている間に、隣から悲鳴が聞こえてきました。電気温水器から温水が漏れているようです。家の中が暑くでどうしようもないといっています。我が家のものは、無事と思っていたのですが、洗濯機が倒れたときにぶつかって、支えの金具が曲がっています。間のカーテンがクッションになって衝撃を和らげていたおかげでこの程度で済んでいたのかも知れません。引っ越してきてからわかったことですが。阪神大震災の時に、我が家のものも壊れていたようです。この時に、近所の何軒かも壊れたようで、その時にオール電化をやめ、ガスに切り替えた家もたくさんあったようです。この前温水器が壊れたときにガスにすればと悔やんでいました。今回の地震場合は、いまだにガスは復旧していないようです。どちらがいいのかまた悩み始めています。
タオル類がいるというので、バスタオルの入っている箱を持っていきました。家に戻って整理を始めていると、水があふれて大変なことになっているので避難した方がいいといにきてくれました。そのまま、近所の公園に避難します。ここにはたくさんの人が集まってきていました。水が止まるまで、ここにいて止まったのを見届けてから家に帰って片付けの続きをします。
その後のお隣さんのようすです。玄関から見えるかぎりでは家の中が水浸しで大変なようでした。大量の水をどうしてよいかわからないみたいなので、ホースを持っていって、サイフォンの原理で水を汲み出すことにしました。水は出ていくのですが、ゆっくりしています。ないよりはましでしょう。
ある程度水位が下がるまではみていてもしかたがないので、家の片付けを続けます。まず、倒れているものを建てたいのですが、床一面にものが落ちていますからこれからどけていきます。なくなったところで掃除をさせてから、こけたものを起こし、中にものを放り込んで、散乱しているものを減らしていきます。後はこの作業の繰り返しです。
となりであふれている水位が下がって、ホースから出て行く水量が減った頃を見計らって、水のくみ出し第2弾に入ります。側面の高さがたかいちりとりがあったので、これを持っていき、すくっては外にだすという作業をします。これの方がけっこう早く水を汲み出せたようです。だいぶ少なくなってくると、効率が悪くなって来たので、バケツにためて捨てにいきます。お隣さんは、バスタオルに水をしみ込ませてそれを絞ってという形で、水を汲み出します。
ほとんどなくなってきてからは、毛布とか布団からしみ出してくる水の方が多くなります。外に出して絞って、再びしみこませてということを繰り返して、何とか水をなくすことができました。
温水器水あふれ騒動の顛末でした。
2018年06月20日
地震の影響(その2)
posted by ヨッシン at 23:59| 日記