島の北東の角くらいの所にフナクスという場所があります。キャンプ場があってその名前にフナクスと書かれています。駐車場があるので車を入れました。海岸に近い場所なので、海を見に行くことにします。ウエットスーツを着た人がたくさんいます。天気がよくて暖かく、ダイビング日和なのでしょうか。
海に出る道を探していたら、看板には少し戻ったところから出られると書いてあります。そこにいた人たちは、そのまま藪を突っ切って出てきていました。そちらからもいけそうです。
海岸に出たのですが、岩場の上です。そこから見た砂浜です。

浜に下りるには、1m位の高さの壁を下りないと行くことができません。岩場と壁を利用して下りてみました。島入り口の浜とそれほど変わったところはありません。さっと見て引き上げます。帰りは、ダイバーが通ったと思われる道から戻りました。
次は、島中央にある湿原を目指します。フナクスの前で道は2つに分かれていて、島の中心側に行く方の道を進みます。サトウキビ畑の間を通っていきます。途中で、道路を横切るネズミを見ました。大浦から池間島にくる間の道でも、ネズミが車に轢かれているのを何回か見ました。このふきんはネズミの多いところのようです。
道を進んでいると、湿原の方向を示す標識があります。狭く舗装されていない道になりますが入っていきます。突き当たりに展望台があります。そこから見た湿原です。池間湿原とかユニムイとかいいます。

池間湿原は南に開けていて、昔は海とつながっていたようです。今は切り離されて淡水となっています。鳥がたくさんいると書かれています。展望台に上がったときにはシラサギが何羽か遠ざかっていくのが見えました。次に見つけたのがアオサギです。

カイツブリもいます。目のまわりの白い縁取りが特徴です。

頭の所に、白いとさかのようなもののある鳥がいました。オオバンです。初めは草むらの中にいたのですが、しばらくすると開けた水面に出てきました。

バンやカイツブリのいた方向ばかりを見ていたら反対側にシラサギがやってきたようです。そちらの方をみると逃げていきました。

湿原の次は、灯台を目指します。いったんフナクスまで戻り海岸沿い方の道を進んでいきます。戻らなくても行くことはできたのですが、海岸沿いを通っていきたかったこともあります。地図には池間ローブというのが書かれています。これは見つけることができませんでした。
灯台です。よく目立っています。近くに駐車場がありません。道路の広くなっているところに車を止めて見に行きました。

海から離れたところにあります。この付近で一番高いところなのでしょう。海も見たくなっています。道のようなものがありますので行ってみました。アダン林の中の獣道のような感じです。アダンの枝が引っかかるので、ときどき屈みながら進んで行きます。道は海岸に平行にあるようでなかなかたどり着きません。何とかたどり着いたところから見た海岸と海です。このあたりのリーフは池間島では陸地に近いところにあります。

引き返します。途中のアダンの枝に、胸のポケットに入れていたコンパクトカメラがぶら下がっていました。うまくよけ切れていなかったようです。
車に戻りそこからそのまま西海岸にまわり、南下していきます。西側に一番出っぱったあたりにハート岩というのがあります。地図とカーナビの位置情報とかを頼りにいったのですが行きすぎてしまいました。引き返してみると、こちら側からははっきりとわかる案内がありました。民家の庭のような所がありそこが駐車場になっているようです。そこに車を入れます。
車を降りて少し上がった所に、ハート岩観察場所と書かれた看板があります。そこから見ると岩にハート型の空洞が見えます。

手前側の岩と向こう側の岩の形でハート型になって見える場所が限られるようです。海岸に下りて同じ場所を見たものです。かなりいびつになっています。この程度の形でもハート岩と呼んでいるところがありそうです。

続く...............