2018年05月07日

鉄砲とロケットの島 31 10/21 南九州市頴娃町番所鼻公園

 釜蓋神社から番所鼻自然公園までは、いったん国道に戻り指宿側に少し走ったところから再び海を目指して走ります。標識を頼りに進むと到着します。
 番所鼻という名前は海上警備のための番所が置かれていたことに由来しています。伊能忠敬が絶賛した景勝地だそうです。
 車を駐めて海岸に出てみると、海の一角を区切るように細長い岩礁が取り囲んでいるのが見えます。囲まれた部分は海の池といいます。伝説では、山幸彦が豊玉姫と一緒に竜宮城に行くのに通った場所とされています。
南九州市頴娃町番所鼻公園 海の池

 岩礁の突き出した先の武庫川に開聞岳が見えます。天気がよかったら、絶景だったでしょう。
南九州市頴娃町番所鼻公園 から開聞岳

 岩礁の表面です。わりと滑らかで、海の方に向かって傾斜しているように見えます。表面には、柱状節理の作る六角形の模様が見えます。
南九州市頴娃町番所鼻公園 竜宮の道表面

 この岩礁は、竜宮の道といって歩いて一周できるそうです。でも今日は波が荒く、かぶる危険があるので、上を歩くのはやめておきます。
南九州市頴娃町番所鼻公園 竜宮の道

 海の池から西側をみたところです。ここにも不思議な形をした入り江のようなものがあります。
南九州市頴娃町番所鼻公園 海の池西側

 海岸沿いの道を歩いていくとその先にタツノオトシゴハウスというのがあります。ここで始めてタツノオトシゴの養殖に成功し、現在はその観光養殖場として公開しています。
南九州市頴娃町番所鼻公園タツノオトシゴハウス

 中にはたくさんのタツノオトシゴがいます。あまり動かないので、写真に撮るのは楽です。
南九州市頴娃町番所鼻公園タツノオトシゴハウス タツノオトシゴ

 クマノミも飼われていました。オレンジ色がきれいです。
南九州市頴娃町番所鼻公園タツノオトシゴハウス クマノミ

続く..


posted by ヨッシン at 23:59| 旅行記