駐車場からさらに奥にプールがあって、その広い駐車場の一番奥に車を駐めます。ここからプールと反対側の階段を上っていったところに展望台があります。
展望台にはたくさんの石碑が並んでいます。一番奥のものは、碇の形をしています。

ここから見える、東シナ海です。

戦時中、戦艦大和など第2艦隊の沈没地点から一番近い陸地だそうです。沈没点は200kmほど離れていますから、近いという実感が湧きません。大和の殉難鎮魂之碑が作られています。

あまり大和を美化するのは理解できません。軍部の思考が支離滅裂になったあげくの沈没のような気がするからです。大和についての解説とかはいっぱいありますが、読まずに次に行くことにしました。ここからは、海岸沿いに西に走り、戻らないといけない時間になったら引き返すことにします。
車を走らせていても、停めてゆっくり海を見るというところはみわたりません。だいぶ走ってから見えてきたのは歴史資料館輝津館です。この付近でようすを見ることにします。駐車場から見えた海です。左側が坊津の町で寺ヶ崎から硯石鼻が見えています。

資料館の方に行ってみます。駐車場からの間にも何かいわくのありそうなものがいっぱい並んでします。手前のものは民家の庭にあった金魚鉢です。

周囲に置いてあるものだけで、頭がパンクしそうです。中を見てもこれ以上頭に入らないでしょう。中の見学はやめにしました。野外展示物と一緒にあった看板類をみていると、この付近が古くから風光明媚なところとされ、坊津八景として親しまれてきたようです。その中で、双剣石は、名称坊津として国の文化財に指定されているそうです。二つ並んだ尖った岩がそれになります。

もう一つ、その横にある鵜の島も後に文化財として追加指定されたそうです。

続く.....