2018年04月05日

鉄砲とロケットの島 15 10/20 中種子町 坂井公園古市家住宅

 坂井公園には、古市家住宅があります。種子島で現存する中では最古の部類に入る建物だそうです。古市家は島主に招かれて河内国古市郡から移り住んだそうです。古市郡は近鉄南大阪線の駅があるあたりなのでしょう。
 行こうか迷ったのですが、外観だけでもと思い行くことにしました。公園駐車場から細い谷を下りていったところにあるようです。途中にある管理事務所のような所から管理員のような人が出てきて、住宅の方に行って扉を開けているのが見えました。どうも説明してくれそうな雰囲気です。
 見えてきた、住宅です。
種子島 古市家住宅

 周辺をみてから建物の方に行くと建物の中で待っていて、解説してくれました。まずは使われている釘の説明です。頭が四角くなってています。和釘の特徴です。建物を修復するときに、この釘1本まで忠実に復元したということです。
種子島 古市家住宅 釘

 梁に使われている材木です。表面がでこぼこしているのはチョウナで削った跡です。
種子島 古市家住宅 梁

 座敷から床の間です。飾られている写真は当主の古市氏のものです。鎧甲は関係は特にはないそうです。
種子島 古市家住宅 座敷

 台所(たぶん)です。ここは天井板がなく屋根裏がむき出しです。
種子島 古市家住宅 台所

 屋根です。瓦っぽくないのですがしっかりとした瓦です。
種子島 古市家住宅 屋根

 ちょっと離れたところからみた屋敷です。突き出し部が見えています。
種子島 古市家住宅 突き出し部

 帰る途中でみた建物です。木々の間にあるという感じになっています。
種子島 古市家住宅 建物全景

続く...............


posted by ヨッシン at 23:57| 旅行記