テレビの台風予報を見ても予想通りの進路と速度で進んでいます。状況はあまり変わっていないようです。
日程変更で一番大きなネックになっているのは、帰りの新幹線です。払い戻しが利かないことにあります。別の列車で帰るとなるとかなり大きな出費になります。新幹線が止まってくれれば払い戻しがあるので問題はないのですが、これはまずないでしょう。となるとなにがなんでも明日の夜に鹿児島中央から列車に乗って帰らないといけないことになります。種子島で台風によって足止めされることは避けないといけません。
次の問題は、船便を換えることができるかどうかです。まだ船会社が開いている時間ではないので、開くまでしばらく待つことにします。ようやくつながった受付に話を聞いてみると、明日の午後は欠航率が高いだろうということ午前中はどうなるかわからないとのことです。このあたりはこちらの予想と同じです。船便を換えることについては、早割分との差額600円で変更が可能だということです。今日の便もまだ予約できるということなので、まるまる1日早めの便で帰ることに決めました。
行程変更が決まったので、宿の方にはそのように告げて、支払いを済ませます。あっさりと早く帰った方がいいといわれました。
この後、船に乗るまでは東海岸を北上していけるところまで行くことにします。この行程は初めから考えていたものと同じです。
宿から南下して南海岸に出たところで、東に向かって海岸沿いを進んで行きます。この先は種子島宇宙センターがある地域です。まずは竹崎付近から見ていくことにします。宇宙センターの駐車場から南側です。奇妙な形の建物があります。何かの施設かと思っていたのですが、単なる展望台だったようです。

ここには宇宙科学技術館があってロケットのどの技術に関する資料が見られるようです。中に入ろうとしたのですが、開館まではまだ1時間近くもあります。行程変更で、のんびりもしていられなくなったので、ここはパスすることにしました。

もう少し周辺のようすを見てから次に行くことにします。駐車場の上の丘には、H2ロケットの実物大模型がおかれています。宇宙科学館の前にあったのはNLVと書かれていますから、この一世代前のもののようです。

東に向かう道があります。進んで行くと途中でロケット発射施設のようなものが遠くに見えてきました。このあたりで大型ロケットが打ち上げられるのでしょう。

道の突き当たりは、竹崎射場といいます。小型のロケットの打ち上げ施設があります。ロケットのランチャーがおかれています。

この先はすぐに海岸になっています。北側を見ると大型ロケットの発射場のようなものがよく見えます。

これは大型ロケットの組み立て場のようです。内之浦で見たものとよく似ています。

発射場との間の海岸です。切り立った崖の上に灯台があります。となりにはレーダーの施設のようなものがみえます。

続く...............