2018年03月17日

鉄砲とロケットの島 02 10/19 種子島へ

 新大阪から新幹線に乗るためには、発車時刻の1時間前に出ても十分に間に合います。ちょっと余裕を見て、6時頃に家を出ました。台風の影響があるのが、雨がちょっとぱらついています。荷物があるので傘を差したらちょっと歩きにくくなります。差すほどの降り方でもないので、持って行くだけにします。
 新幹線の乗車時間が長いので、途中でトイレに行かなくてもいいように新大阪の駅でトイレによってから電車に乗ることにしました。席は窓側にとっています。九州新幹線は4列シートのなのでそれほど気にしなくていいのですが一応行っておきます。このときにかさを置き忘れてしまいました。かさの置き忘れの第1回目です。
 電車は順調に走っていきます。博多について乗務員が交代し、ここからは韓国語と中国語の車内放送が加わってきます。放送がだいぶ長くなってきました。車内は相変わらず満席に近いままです。このあたりからトイレに行きたくなってきました。そのうちすくだろうと我慢していると、熊本で半分近くが降りました。隣の席も空いたのでここでトイレに行きました。
 熊本を過ぎてからGPSロガーもセットしたのですが、こちらはトンネルが多くほとんど動作しませんでした。カメラも出して景色の写真も撮り始めました。新八代付近では不知火海が見られるかが気になりました。海から遠いようではっきりとはしませんが、島原半島は見えていたようです。写真中央右には雲仙山が雲をかぶっていますが写っています。
新八代付近 雲仙山

 防音壁が、景色の半分近くを隠していてよく見えません。宇土半島とか、天草下島とかは見えています。こちらは、出水付近から見えた、長島から天草下島です。春に行った場所です。フェリーから見えていた富士山のような形の産島も写っています。
出水付近から長島・天草下島

 GPSロガーは薩摩川内を過ぎてトンネルに入ったところでOFFにしました。トンネルを抜けたらすぐに鹿児島中央駅で、しばらくはビルの中を歩き回るでしょう。電波を受信しそうにありません。
鹿児島中央駅に到着して、駅ビルで簡単に食べられるものが売られていないか探します。ざっと見て見つけられそうもなかったし、ネットで調べていたバスの発車時刻がせまっていたこともあり、いったん停留所に行くことにしました。停留所にいったものの、目の前でバスに出て行かれました。調べていた時間と違っていました。再度駅ビルを物色し、結局パンを何個か買ってバス乗り場に行きました。今度は予定のバスに乗ることができました。
 高速線ターミナルでバスをおりて、乗船券をもらって船の到着を待ちます。待合室からは対岸に桜島が見えています。山頂部は雲の中です。
鹿児島高速船ターミナルから桜島

 待っていると、港の入り口から高速船が入ってきました。これかなと思ったのですが、続けてもう一隻入ってきました。船名からすると乗るのは後からやってきた方の船のようです。前の船は屋久島に向かうようです。
鹿児島高速船ターミナル 入港する高速船

 船の席は2階席の窓側に取りました。右側ですから、薩摩半島側がよく見えることになります。港を出てすぐに見えてきたのは、大型客船です。中国からのものなのでしょう。鹿児島にも寄港しているようです。
鹿児島港 大型客船

 指宿に近づいてきて見えたのが知林が島です。この島につながる陸繋砂嘴で有名です。
種子島航路 知林が島

 この先、薩摩半島の先端付近の開聞岳は、もやの中ではっきりとは見えませんでした。反対側には大隅半島が見えてきます。先端に近づいて見えてきたのは佐多岬です。昨年に訪れた時に作り始めていた展望台はだいぶできてきているようです。
種子島航路 佐多岬

 佐多岬の灯台です。意外と低いところにあるように見えます
種子島航路 佐多岬灯台

 佐多岬を過ぎると、しばらくは海ばかりで景色ははっきりと見えません。硫黄島とか屋久島とかは右側の窓からははっきりとは見えてきません。しばらく、本を読んでいたりしていたのですが、船の揺れが大きくちょっと気分が悪くなってきました。本はあきらめて窓の外を眺めることにします。何となく見えてきたのが、平らな島です。馬毛島です。真ん中を縦断する滑走路のような窪地があります。
種子島航路 馬毛島

 程なくすると、正面にうっすらと島影が見えてきました。まもなく種子島に到着するようです。
種子島航路 種子島

続く...............


posted by ヨッシン at 23:52| 旅行記