
その後、目の前に見えてきたのは、山頂部に木の生えていない山です。一昨年にいったビーナスライン沿いも木が生えていません。こちらは、尾根の方向が東西なので、ビーナスラインとは違うようです。帰ってから調べたところ、岡谷市にある高ぼっち山周辺のようです。山頂に牧場があります。ここまでくると雲はほとんどなくなっています。

すぐに、諏訪湖が見えてきたので、先ほどの山は、八島が原とか霧ヶ峰ではないことがはっきりしました。

諏訪湖の南につながるのが、中央アルプス(木曽山地)です。斜め前方に見えています。

南アルプス(赤石山地)も見えています。この北端近くに第2位の山、北岳があります。見えた中で一番高い山と富士山のツーショットを撮ってみました。だいぶ行きすぎてからなので、体をひねりすぎたためカメラが傾いています。

ワンツーショットしか考えていませんでした。すぐ隣に、第3位の山(間ノ岳)もありました。ワンツースリーと写せたところです。第3位は奥穂高岳と思っていました。間ノ岳は平成26年の標高地の変更で同率3位となっています。
アルプスを過ぎると眼下に大きな土取場が見えます。瀬戸地方の陶土採石場でしょう。多治見あたりではなく瀬戸市のものでした。

愛知県をぬけると、すぐに太平洋です。その前に知多半島・渥美半島とそれに挟まれた三河湾が見えてきます。

飛行機は伊勢湾を横断し、紀伊半島を横切ります。わかりやすい山が少ないのでどこを飛んでいるかわかりません。次にはっきりわかったのは、平野を横切る川です。大和川です。川が曲がっているのは、生駒山地の南側を横切っている場所になります。平野に点在する森は、ほとんどが古墳になります。

空港に侵入するコースは、高野山あたりからと思っていました。今まで着陸直前に飛んでいる場所がわからなかったわけです。
大阪市内の通過では、左側に大阪城が見えます、

ほとんど着陸になって、六甲山に日が沈んでいくように見えました。

飛行機は予定通りに時刻に伊丹空港に到着です。ここまで運んでくれた飛行機です。

プロペラ機なので、ここからターミナルビルまではバスでの移動となります。バスは遠くで待機していて、乗客が降りてくるのをみてからやってきました。

バスに乗ってターミナルビルに移動し、そこから歩いて荷物受け取り場に向かいます。受け取り場で、荷物が出てくるのを待っていると、添乗員さんから「富士山の写真は撮ったのか」と聞かれました。写真はなんでも撮りまくっていると知られてしまいました。何か目についたものを見せたと思いますが、それがワンツーショットだったかどうかまでは覚えていません。北岳という自信がなかったので他のにしたような..。
ツアー仲間の荷物は一斉に出てきたので、そろって添乗員さんに挨拶をして到着ゲートから出て行きます。その後はみんなすぐにばらばらになってしまいました。夕食時間だったので、食事に行った人もいたようです。